偉い教授


今日、ボスは出張で不在。
そこに、他の教授からの電話。
「先生はいる?」
「あの、出張中なんですが、、。」
「(あきらかにむっとした声)出張?急ぎの用事なんだが。
月曜日に会いたいんだ。」
「あの〜、出張先でもメールは見ていると思いますので、
メールでご連絡頂けませんでしょうか?」
「(しばし沈黙。俺様がそんな事できるかって雰囲気)じゃあ、
君から先生にメールして。月曜日に面会したいんだけど、朝か夕方。
それで、連絡するように言って。」
「かしこまりました。それでは、先生のメールアドレスを
お教え頂けますでしょうか?」
「僕の名前でネットを検索したら研究室のHPがあるから。
そこに連絡先があるでしょう。」
「・・・。かしこまりました、では、そのように致します。」

偉い教授様は、自分でメールなんて書くわけないし、
自分自身のメールアドレスも自分では言わないし、
秘書に調べさせて当然のようです。

やっぱ、私のボスは立派だ。自分でメール書くし。
まあ、ちょくちょく、住所のわからない人に、調べて至急
郵便を送れって言うけど。
それに、その時教えてくれる名前とか所属先が間違ってたりして
私は困るんだけど。でも、威張ってないだけましかあ。