おぜんざい


和菓子が食べたい、と旦那が言ってたんだけど、美味しそうなのがなかったので、自分でおぜんざいを作った。
どうも東京では、こういう食べ物はおしるこ、というらしい。関西人の私は、昔からぜんざいと呼んできた。織田作之助も『夫婦善哉』を書いてるし、関西人はみんなぜんざい、って呼ぶよね。
和菓子って、関東と関西でかなりいろいろ違うのが面白い。
虎屋ももともと京都のお店なのに、明治時代に東京に出てきて、いろんな違いにびっくりしなかったのかな?
実家にいたころ、よく冬は、母が鍋一杯にあずきをたいてくれて、おぜんざいを作ってくれた。でも、私はもちろん手抜きで、ゆであずきの缶詰で作りました。まあ、これでも、それなりにおぜんざいの味になるよね。