フランスの話

今日、ちらっとクローズアップ現代を見ていたら、フランスの雇用についての話題を取り上げていた。
若い労働者の解雇をしやすくなる法案が、国民、特に若者や学生の大反発で撤回せざるを得なかったという話題。
労働者の権利が守られるのは良いことかもしれないけれど、今のままの状態で、この先フランスはやっていけるのかな?と思いつつ、それはまあいいとして、この国の人は、本当に行動派だなあ、とあらためて感心した。エマニュエル・ベアールが特別なんじゃなくて、デモとかストとかがしょっちゅう行われてる。でも、それでいろいろ変わるところがすごいよなあ。いいんだかどうかはまあ別として。
失業手当にクリスマスボーナスを上乗せしろって、職安を占拠しちゃう失業者達もいたりしたよなあ。またそういう行動に関して、一般市民はおおむね寛容だったり。日本じゃありえないよね。
フランスの方がいいとは言わないけど、日本人ももうちょっと主張した方がいいのかもしれない。でも、国民性がおとなしいからなあ。