フランス映画Fauteuils d'orchestre


先週イザベル・ユペールの映画を見た映画館で、今日もフランス映画を見た。
Fauteuils d'orchestre(ドイツ語タイトルEin Perfekter Platz)という映画だったんだけど、オリジナル音声ドイツ語字幕のせいか、映画館はフランス人が多かったみたい。私のまわり、あちこちからフランス語が聞こえてきた。
映画は、なんかほのぼの系で、かつ笑ったりじーんとできる、とてもいい映画だった。
パリの有名な劇場の前のカフェに勤める女の子が主人公なんだけど、まわりの登場人物がみんな個性的。テレビでは成功しているけど、芸術的な映画に出演してみたいと思っている人気女優や、世界的に成功しているピアニストなのに、もう引退して病院や学校、刑務所なんかを慰問して回り、クラシックを知らない人にピアノを聞かせたいと思ってる男性ピアニスト、とか。
ハッピーエンドで、ほのぼの感を満喫できた。
現実的な厳しい映画もいいけど、やっぱり映画はひとときの夢を見せてくれる映画がいいなあ、、と思ったり。
この映画は、そういう意味でとっても良かった。