大好きな場所

死者の季節 上巻 (ランダムハウス講談社文庫)

死者の季節 上巻 (ランダムハウス講談社文庫)

今、読んでいるミステリー。『死者の季節』。
ヴァチカンを舞台にしたミステリーだけど、予想通りすごく面白い。
このミステリーが、最初に始まる場所は、ヴァチカン図書館。
そこの閲覧室で古い本を読んでいる時に、一人の男性が乱入してきて、、というところで話が始まる。
それで、なんとなく私は、大好きなミュンヘンバイエルン州立図書館の閲覧室を思い出した。あそこにも、古い本がたくさんあって、静かで、建物もすごく趣があって、大好きな場所だ。そこの閲覧室に座って、ぼーっとする時間ってすごく好きだったなあ。
ヴァチカンの図書館はどんな所か知らないけれど、きっとそんな雰囲気なんじゃないかな、と想像しつつ読んでいる。
ヴァチカンには一度しか行ったことがないけれど、ここは古いヨーロッパとどこかでつながっているんじゃないか、と思わせるような、不思議な荘厳さがあって、とても素敵な場所だと思った。あの衛兵のコスチュームも、なんとなく可愛いし。
このミステリー、まだ最初を読み始めたばっかりだけど、結構面白そう。