- 作者: デヴィッド・ヒューソン,山本やよい
- 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
- 発売日: 2006/10/02
- メディア: 文庫
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ヴァチカンを舞台にしたミステリーだけど、予想通りすごく面白い。
このミステリーが、最初に始まる場所は、ヴァチカン図書館。
そこの閲覧室で古い本を読んでいる時に、一人の男性が乱入してきて、、というところで話が始まる。
それで、なんとなく私は、大好きなミュンヘンのバイエルン州立図書館の閲覧室を思い出した。あそこにも、古い本がたくさんあって、静かで、建物もすごく趣があって、大好きな場所だ。そこの閲覧室に座って、ぼーっとする時間ってすごく好きだったなあ。
ヴァチカンの図書館はどんな所か知らないけれど、きっとそんな雰囲気なんじゃないかな、と想像しつつ読んでいる。
ヴァチカンには一度しか行ったことがないけれど、ここは古いヨーロッパとどこかでつながっているんじゃないか、と思わせるような、不思議な荘厳さがあって、とても素敵な場所だと思った。あの衛兵のコスチュームも、なんとなく可愛いし。
このミステリー、まだ最初を読み始めたばっかりだけど、結構面白そう。