- 作者: 業田良家
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 1996/06/01
- メディア: 文庫
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いしかわじゅんなど、コメンテーターが絶賛していたので、どうしても読みたくなって取り寄せして読んでみた。上下2巻。上巻を読み終わったところで、「面白いけど、そこまで素晴らしい??」とちょっと思った。でも、下巻を読み始めて、絶賛の意味がわかった。もう、後半は一気に読んで、めちゃめちゃ感動。涙が止まらなかった。
ラストシーンは、特に秀逸。今まで読んだマンガの中でも、一番かも、、。「ぼくんち」のラストシーンと甲乙つけがたいなあ、、と思う。
最後のシーンの、主人公のモノローグ。「幸や不幸はもういい。どちらにも等しく価値がある。人生には明らかに意味がある。」
この言葉、今日読み返しても、また涙が出てきてしまった。
このマンガ、なんと映画化されるらしい。
主人公が中谷美紀で、どうしようもない旦那が、阿部寛。
へ〜、すごい、、どうなるんだろう??
それにしても、マンガの中で、ものすごく重要な存在だった、熊沢さんは誰がやるんだろう?
それで、この映画の成否が決る気がするんだけど。
すごくお薦めのマンガなんで、気が向いたら、一度読んでみてね。