太陽の塔

太陽の塔 (新潮文庫)

太陽の塔 (新潮文庫)

太陽の塔、読了。
この小説の主人公も、子供時代に太陽の塔の近所に住んでいた、という設定なんだけど、私も北摂の住民なんで、太陽の塔には本当になじみが深い。
太陽の塔って、独特の存在感があって、今でも大好きだ。

岡本太郎っていう人は、本当にすごい人だったんだなあ、、としみじみ思う。

一度見てみるべきだとは言わない。何度でも訪れたまえ。そして、ふつふつと体内に湧き出してくる異次元宇宙の気配に震えたまえ。世人はすべからく偉大なる太陽の塔の前に膝を屈し「なんじゃこりゃあ!」と何度でも何度でも心おきなく叫ぶべし。異界への入り口はそこにある。

この森見登美彦の表現力ってさすが。まさに「なんじゃこりゃあ!」なんだもん。
やっぱり一度は見てみるべきですよ。太陽の塔