- 作者: ラッタウット・ラープチャルーンサップ,古屋美登里
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/02/21
- メディア: 単行本
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タイ系アメリカ人が英語で書いた短編集。舞台はタイ。
まだ最初の3編くらいを読んだだけだけど、すごく面白い。
タイらしい、というかアジアの独特なウェットな家族関係なんかが描かれていて。
バンコクのあの猥雑な夜の世界とか、はっきりした格差社会とか、いろんな事を思い浮かべつつ読める。すごく興味深いし、面白い。
やっぱりバンコクって惹かれる都会だよなあ、、としみじみ思いつつ。
日本でもなく、欧米でもない作家の作品って、そんなに読んでないだけに、よけい新鮮。
タイ好きにはとっても楽しめる本だと思うし、タイ好きじゃなくても、なかなか面白く読めるんじゃないかな。