風邪で家にこもっていたので、その間たまった本をいろいろ読んでみた。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/09/25
- メディア: 単行本
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最後は結構はらはらドキドキするところもあったりして、一気に読めた。
さすが、モリミー面白いわあ。
登場人物は、狸や天狗なのに、舞台は今の京都。それがなじんでるところが、やっぱり京都らしい。
狸が天狗に持って行くおみやげが出町ふたばの豆餅ってとこも笑えた。
モリミーってきっとデンキブランが好きなんだろうなあ。他の小説にも確かデンキブラン出てきたと思う。
私は、もう20年ほど前、東京に遊びに来て、友達に浅草の神谷バーに連れて行ってもらって初めてデンキブランを飲んだ。その時は、美味しくて感動したよなあ、、。めっちゃおのぼりさんでした。懐かしい、、。
- 作者: 原武史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/05/19
- メディア: 単行本
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ちょうど同世代だし、私も大阪の衛星都市で、学校は左翼的なリベラルな雰囲気だっただけに、同じような記憶がいろいろと呼び覚まされた。
班活動、班同士を競わせる、なんていうのも全く同じ。
特別な疑問もなく、作者と違ってそれほどの違和感も感じずに毎日の学校生活を送っていたんだけれど、あの頃当たり前に思えていたことが、今思い返すとどうなんだろう、、?と思ったり。
恐いのは、善意の押しつけ、だよね。よかれと思ったことでも、それが集団で押しつけられたら、、やっぱりなじめない人間もいると思う。
中学でとても印象的だった出来事を思い出した。
体育の時間、誰かクラスメートがちゃんとやらなかった?というような理由で、クラス全員が並ばされて、一発ずつ先生に殴られたって事があった。
連帯責任ってやつ?
今思うとなぜ全員が殴られなくちゃいけなかったのか、、理不尽さを感じるけど、その時はそんなもんかなあ、、と流していた。
私って、なんでも適当に流す人間だったかも、、。
だから、無理矢理な集団活動にも、心の片隅では違和感を覚えつつも、適当にこなしていた気がする。
高校に入ったら、かなり自由で、自主性を重んじる校風だったので、一気にその息苦しさも無くなったなあ。
今、自分には子供がいないから学校教育がどうなっているのかいまひとつ実感が無いんだけど、今は班活動なんて無いんだろうか?
- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/03/31
- メディア: ペーパーバック
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でも、これ、この巻で完結じゃないんだよね。次に続くって、、次がめちゃめちゃ気になるんだけど。もう発売されているんだったっけ?
ストーリーが途中からαとβに分かれて進んでいくあたり、やっぱりSFらしい作りだな。
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/11/13
- メディア: コミック
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いろいろ笑いどころも多かったし。
この巻では、結構ターニャやユンロンに感情移入して読んでいたかも。
みんなの前では強気に振る舞っていたユンロンが、ひとりになって手紙を書きながらぽろぽろ涙を流していたシーンにかなりジーンときちゃった、、。最近涙腺ゆるいし。