本あれこれ

最近読んだ本について、あんまりアップしてなかったなあ、、。

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

ボスのお薦めで読んだ、貧困大国アメリカ。
読んでいてちょっと背筋が寒くなるような話だった。極端な格差社会の中で、医療、教育、戦争まですべて民営化してしまった国の行方は、想像以上に恐ろしい事になっている。でも、まさに日本も今そういう方向へ進みつつあって、とても他人事とは思えなかった。普通に暮らしている中流の人たちが、一度の病気で貧困層に転落してしまったり。戦争さえ商売にしている人たちの影で、貧しさゆえに戦争に行くしかなかった貧困層の若者の話など、目の前が暗くなるような話の連続ですが、、一読をおすすめします。日本の行方についても考えさせれちゃいました。
豊饒の地〈上〉 (創元推理文庫)

豊饒の地〈上〉 (創元推理文庫)

今、電車の中で読んでいるのが、私の大好きなフェイ・ケラーマンの『豊饒の地』。敬虔なユダヤ教徒のリナと、ロス市警の刑事デッカーのシリーズ第3弾。このシリーズは、本当に面白い。
推理小説としても面白いんだけど、ユダヤに興味がある私にとっては、ミクヴェとかコル・ニドレなどユダヤ教関連のいろんな事が出てくるのがまた興味深い。今朝は、夢中になって読んでいて、危うく電車を乗り越すところだった。
きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

今日旦那がおみやげに買ってきてくれた漫画がこれ。
きのう何食べた?』という題名がいかにも私、、と思ったらしくて。
そうそう、よしながふみって一度読みたいなあ、と思っていた。
この漫画は、弁護士と美容師のゲイカップルの話なんだけど、お料理担当の弁護士さんの作る料理がどれも日常的に使えそうで、なかなか美味しそう。レシピもちょこっと書いてあったりして、参考になるし。どれも作ってみようかな、という気になる美味しそうな料理なので、いくつか実際作ってみると思う。
この漫画の中の台詞に、「料理作ってる時って、ちょっと無心になるから、イヤなことがあっても結構リセットできるのよね。」というのがあったんだけど、それってすごくわかるなあ。私もわりとそうだから。
トルコで私も考えた-21世紀編- (クイーンズコミックス ワイド版)

トルコで私も考えた-21世紀編- (クイーンズコミックス ワイド版)

もう一冊、旦那がおみやげに買ってきてくれたのがこれ。
トルコで私も考えた』は、大好きで全巻持っていたりする。トルコ人の夫と、関西出身の奥さん、そして一人息子の三人が、トルコと日本を行ったりきたりしながら、いろんなトルコの様子やトルコ人の様子なんかをリポートしてくれてる漫画なんだけど、それがとっても詳しくて面白い。
大好きなトルコ料理についても、詳しいレシピが載っていたりして。それを参考に時々作ってるトルコ料理もあったりする。
最新刊は、21世紀編になっている。またじっくり読もうっと。楽しみだ。