赤朽葉家の伝説

赤朽葉家の伝説

赤朽葉家の伝説

今、通勤電車の中で読み始めてるのが、『赤朽葉家の伝説』。作者は、直木賞を受賞した桜庭一樹。彼女の文章って、すごくしっかり骨太で読みやすい。
この話は、祖母、母、わたし、という三代の女性にまつわる話で、私はまだ祖母の物語を読み始めたばかり。
で、ちょっとばかりショックなことが、、。ここに出てくる祖母って、描き方は遠い昔の人、みたいな感じなんだけど、実は私の母より少し年下だったりするのよね。読んでいてその事に気づいて、軽いショックが、、。
だって、その祖母の時代は、なんか不思議な山の異民族がまだいて、不思議なことがあってもそんなにみんなが驚かない、、くらいのノリ。下手したら、今の若い人が読んだら、『日本昔ばなし』くらいの時代に思わないかな、、なんて。
ただ、巻末の参考文献を見たら、確かにその頃まで、出雲地方にはそんな伝説があったり、異民族の存在が言われていたりしたようで、、。だから、なんかそれも二重にショックな感じ。
話は結構面白そうなんだけど、最初、そんなことにひっかかっちゃったりした私。
また読んだら感想はアップします。