インフルエンザ騒動は続く


先週末までは、新型インフルエンザと言っても結構のんきに構えていた。
でも、土曜日未明に国内感染者が発表されてからというもの、あっという間に国内感染者数が増え、週明け。東京にはまだ感染者が出てないとはいえ、やっぱり職場でも対策を考えなくちゃ、、ということになってきた。とりあえず、数部屋に分かれている研究室に、全部除菌用石けんや、うがい薬、手を消毒する手ぴかじぇる、除菌ティッシュなどを備えなくては、、とボスと相談。慌てて、生協に買いに行ったんだけど、時すでに遅し。やっぱり動くのが遅すぎたのか、すでに生協では手ぴかじぇる系統の、手につける消毒液はすべて売り切れ。次の入荷も全然未定とのこと。朝一番で飛ぶように売れちゃったマスク類ももうほとんど売り切れだし。
いつも、事務用品関係を取り寄せる業者さんに電話して調べてもらっても、やっぱり手につける消毒液関係は、みんな売り切れ。そうか、、そういうものってもうすでに企業の総務さんに押さえられちゃってるんだ、、とちょっとびっくり。

どこでもいいから探して買ってこいというボスの命を受け、あちこちの薬局を探し回ったけど、見つけられず。旦那に頼んで旦那の行動範囲の薬局も見てもらったけどやっぱりなくて、どうしよう、、と思っていたら、私の家の近所のホームセンターでようやく発見。「お一人様5個まで」という制限付きで売られていて、もう棚に残り少なかった。慌てて研究室の数だけ買って、ほっとした。マスクも消毒薬関係も、とっくに企業の総務さんに押さえられてるみたいだ。弱小研究室は動くの遅いって、、。
それにしても、たったの3〜4日くらいで、感染者数はうなぎのぼり。そりゃ、発熱センターで、全員入院させて治療なんてどだい無理でしょ。国の新型インフルエンザ対策計画って、数日間しかもたなかったってことかな。こういう状況は計算外だったのかな。
今のところは弱毒性みたいだし、もう医療もパンク状態だし、たぶん季節性インフルエンザとして対応ってことに方向転換せざるを得ないと思うけど、そうなった時、町のお医者さんにインフルエンザ患者がやってきて全員にちゃんと対応しきれるんだろうか。タミフルは本当に足りるんだろうか。なんかちょっと不安。
今回の混乱を見ていて、これが毒性の強い鳥インフルエンザだったらどうなったんだろう?と空恐ろしく思う。致死率60パーセントとか言われてるのに。その時に、ちゃんと国は対応しきれるのかな。数日で医療がパンクってことにならないのかな。
考えたら考えるほど恐いなあ。今のインフルエンザだって、いつウィルスが変異して強くならないとも限らないのに。いずれにしても、今年の冬は警戒を怠れないなあ。ある程度自分で自分を守ることを考えておかないとね。できれば、周りの人に迷惑をかけたくないし。