冷やし中華と冷麺


低炭水化物ダイエット中なので、麺類も断ってる私。でも、そもそもこのダイエットが、ある日突然思いつきで始めたので、その前には当然のごとく麺類が買い置きしてあったりする。
ダイエットを始める直前に買っちゃった冷やし中華。2食入りなので、とりあえず旦那に2回食べてもらえばいいか、、と。賞味期限も計算に入れて、、少し間をあいて食べてもらえるようにと思うと、1回目はそろそろ食べてもらわなくちゃと思って、昨日作ることにした。
ところで、このブログに来て下さる方は“冷やし中華”と呼ぶか“冷麺”と呼ぶかどちらでしょう?
ここで関東の人は「え?冷麺って冷やし中華とは別物でしょ?あの半透明の麺の、韓国風もしくは盛岡風と呼ばれるものが冷麺では?」と思うんだろうなあ。実は、今はそうでもないかもしれないけど、私が暮らしていた頃の大阪は、東京の“冷やし中華”が普通に“冷麺”という名前だった。家でもいつも冷麺と呼んでいたので、今、東京暮らしが20年になろうかというのに、私は未だに冷麺と呼んでしまう。「今日の晩ご飯、冷麺にしようかな〜。」と友達に言うと、だいたいあの韓国風冷麺を家で作るのだと誤解されてしまう。話し言葉のイントネーション等は、すっかり標準語モードと関西弁モードのスイッチ切り替えができるようになっているんだけど、こういう頭にしみついた単語はなかなか切り替わらないよね。まあ、冷やし中華を冷麺と呼んで何が悪いねん!という気持ちももちろんあるんだけれど、まあ郷に入れば郷に従えだよね。周りの人に間違って伝わらないように、そこでの通り名を間違えないようにしなくては、、。
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私の好きな、日経新聞の“食べ物新日本奇行”には、食べ物日本地図というのがあって、ここにも、冷やし中華の名前は何が一般的か?という分布図が載っていたりする。他にも、“ソースでてんぷら”とか“赤飯は甘い?”とかいろんな分布図があって眺めてるだけでも結構面白い。狭い日本でも、未だに食べ物関係には意外と地域性がまだ残ってるんだなあ、としみじみ感心したりして。そういう地域文化ってなるべく大事に守っていけたらいいな。