派遣のオスカル

ベルサイユのばら 1 (集英社文庫(コミック版))

ベルサイユのばら 1 (集英社文庫(コミック版))

この前の日記に書くのを忘れちゃったんだけど、毎週金曜日にやっているNHKのドラマ、『派遣のオスカル』にすっかりはまっちゃってる私。2回目も楽しく見た。
ドラマの中身は結構荒唐無稽なところもあるけど、やっぱりベルばらファンにはたまりません。ベルばらのイラスト盛りだくさん、ベルばら通りの台詞が山盛りでてくるんですから、、。それだけで、もううっとり。ベルばらの世界にひたってしまう。
ドラマでは、派遣切りにあいそうな友人を救おうと、オスカルになりきって役員室にどなりこんじゃうヒロインの姿に、「それはないよね〜。」とちょっと笑いつつ。でも、自分の好きなストーリーの主人公になりきって自分を奮い立たせる気持ちって実はわかるような気がする。
ヒロインが、その後社員のいじめに遭ったりするんだけど、「現実は厳しくても、私には漫画があるもの。漫画を読めば、現実のイヤなことなんて忘れられる。どこにでも行ける。」っていう彼女の台詞。この気持ちは私にもすごくよくわかった。そうそう、私も現実世界でイヤなことがあっても、漫画を読むとか、万城目学森見登美彦の本を読むと、その時間は現実を忘れてそのストーリーの世界にひたれることができるから、すごくストレス解消になる。
派遣のオスカル、内容は「そんなアホな」という所もちょこちょこあるけど、池田理代子事務所の全面バックアップのもと、ベルばら世界がふんだんに取り入れられてるので、ベルばらファンにはちょっとおすすめ。
明日の金曜日もまた放送だ。忘れず見なくっちゃ。