グーグーだって猫である

前にwowowで放送された『グーグーだって猫である』を録画してあった。それを連休中にようやく見ることができた。
グーグーだって猫である』は大島弓子原作。あの、綿の国星の作者。私、綿の国星が大好きで、何度も読み返したし、大島弓子の漫画がどれも大好きだから、この映画もとっても楽しめた。小泉今日子が、いかにも大島弓子先生ってこんな人なんだろうなあ、、という雰囲気で、押さえた演技をしてくれていたのがとても良かった。どこまでが本当の事で、どこからがフィクションなのかな、と思わせてくれるような映画で、実際の吉祥寺の街もしっかり描かれていて、猫ちゃんもちゃんと演技をしていて、、。私には最高にたまんない〜!!という映画だった。主演じゃなくても、これだけ存在感のある演技のできる上野樹里ってすごいな、、とも思ったし。
大島弓子の漫画ってなんとなく切なくて、なんだかつい涙が出そうになるんだけど、でもどこか最後には元気づけてくれるような、不思議な世界観を持ってる。その雰囲気が、映画にもうまく生かされていた感じで。すごく良かった。
グーグーだって猫である(4)

グーグーだって猫である(4)

綿の国星 (第1巻) (白泉社文庫)

綿の国星 (第1巻) (白泉社文庫)

なんだか久しぶりに大島弓子の漫画を読んでみたくなった。