ネットでもすごく話題になったらしい、NHKスペシャルの「無縁社会〜“無縁死” ３万２千人の衝撃〜 」を見た。録画にとってあったので、何気なく夜寝る前に見てたんだけど、、あまりに辛くなって、途中で消しちゃった。その後もしばらく眠れないくらい気分が落ち込んじゃったよ。寝る前に見る番組じゃなかったなあ、、。自分の将来を見せられたようで、かなり凹んだ。
番組の内容は、こんな感じ。
自殺率が先進国の中でワースト2位の日本。NHKが全国の自治体に調査したところ、ここ数年「身元不明の自殺と見られる死者」や「行き倒れ死」など国の統計上ではカテゴライズされない「新たな死」が急増していることがわかってきた。なぜ誰にも知られず、引き取り手もないまま亡くなっていく人が増えているのか。「新たな死」の軌跡を丹念にたどっていくと、日本が急速に「無縁社会」ともいえる絆を失ってしまった社会に変わっている実態が浮き彫りになってきた。「無縁社会」はかつて日本社会を紡いできた「地縁」「血縁」といった地域や家族・親類との絆を失っていったのに加え、終身雇用が壊れ、会社との絆であった「社縁」までが失われたことによって生み出されていた。
最初、無縁死って、住居の無い人が行き倒れ？みたいに亡くなる事なのかと思っていたけど、そんなケースだけじゃなく、いろんなケースがたくさんあった。親類縁者がいても、最期は一人で亡くなり、死後だいぶんたってから発見され、遺骨の引き取り手もなく無縁仏として葬られるケースがすごく増えているようだ。なんと年間3万2千人もの人が、無縁仏として役所の人に埋葬されているなんて、、ちょっとショックだった。たぶん私も間違いなく最期はそんな感じだろうと思う。まあ、死んだ後は、無縁仏でも気にしないんだけど、遺体の後始末とかで人に迷惑をかけてしまったとしたら、それはかなりブルーだ。それに、、死ぬ直前、どんな自分だろうと思うと、なんだかいろいろ気分が重くなってしまった。まあ、この先の人生なんてわからないけれど、できればそんなに長生きしたくないなあ。できれば、元気なうちに、60歳くらいで急死できたら本望なんだけど。なかなかそうは思い通りにいかないか。
