ミス・マープル

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/marple3/index.html
今週、NHKBS2で、ミスマープルを4日連続放送している。ジェラルディン・マクイーワンがマープルを演じた第3シリーズ。イギリスで2007年に制作されたものみたい。

バートラム・ホテルにて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

バートラム・ホテルにて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

無実はさいなむ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

無実はさいなむ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

火曜日が『バートラムホテルにて』昨日が『無実はさいなむ』だった。『バートラムホテルにて』は、BBC制作のジョーン・ヒクソン演じるマープルシリーズでも見た作品。すごく好きな雰囲気の作品で、これを見ると、ロンドンのホテルに行きたくなるのよね。ロンドンの高級ホテルで、こんな風に恰幅のいいドアマンにドアを開けてもらって、優雅にティールームでお茶を飲む、、なんてのができるといいなあ。バートラムホテルほどではないけれど、ロンドンには小洒落た素敵なお気に入りのホテルがあったんだけど、、この先またいつか行けるかな。一ヶ月後に死ぬとかわかったら、たぶんロンドン→パリ→ミュンヘンと旅して、ホテル三昧すると思うんだけどね〜。
なんていろいろ思いながら、「ああ、そうだったなあ、、。そういう結末だったっけ。」と楽しめる作品だった。
『無実はさいなむ』は、初めて見る作品だったんだけど、「誰が犯人??」と思いながらドキドキしつつすごく楽しめた。
あらすじはこんな感じ。

資産家の女性レイチェルが自宅で殺害され、養子の息子ジャッコが逮捕され死刑になる。
2年後、故レイチェルの夫リオは元秘書のグエンダと結婚することに。グエンダに招待されたミス・マープルが結婚式の数日前に屋敷に着くと、リオの5人の養子の子どもたちも集っていた。そこに突然、学者のキャルガリが現れ、ジャッコのアリバイの証人だと告げる。ほかに真犯人がいるということだ。屋敷にいる全員が互いに疑いの目を向ける。

この、アリバイ証人のマイペースな学者さんが、それっぽくてなかなか面白かったなあ。原作は、実はマープルは出てこないんだけど、こういう面白い作品はどんどん取り入れてドラマ化してくれると面白くて嬉しい。
今日の作品は『ゼロ時間へ』明日が『復讐の女神』。どれも好きな作品だから楽しみ。今日の分は録画してあるから、またゆっくり見ようっと。
イギリスで放映されているこのミス・マープルシリーズ。第4シリーズからは別の女優さんに交代したみたい。どんな人が演じているのか楽しみだな。第4シリーズも、できれば早めに放映してほしいなあ。本国ではポワロの新作も放映されてるみたいだし。NHKでの放映を見逃さないようにしなくちゃ。