3月のライオン

3月のライオン 4 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 4 (ヤングアニマルコミックス)

今とてもお気に入りのマンガ『3月のライオン』の4巻が発売されたので、買ってきた。もともと、月島や佃が舞台で、それが楽しくて買ってたマンガなんだけど、すっかり内容に引き込まれてしまった。ハチクロの作者として有名な羽海野チカが現在連載中の作品。やっぱり羽海野チカって構成力もあるし、絵もうまいし、ストーリーもいいなあ。
どんな作品か知らない人もいると思うので、ちょこっとだけ、公式HPから引用。

東京の下町にひとりで暮らす、17歳の将棋のプロ棋士=桐山零。彼は幼い頃、事故で家族を失い、深い孤独を抱えた少年だった。
そんな彼の前に現れたのは、あかり、ひなた、モモの3姉妹。彼女たちと接するうちに零は、、。
様々な人間が、何かを取り戻していく優しい、物語です。

今回、主人公の零君より存在感が大きかったのが、島田八段。表紙になってるのもわかる。天才肌の宗谷名人との対決に挑むところは、読んでいて胸が熱くなった。島田八段のセリフをちょっと引用すると、、。

宗谷は「天才」と呼ばれる人間のごたぶんにもれず、サボらない。どんなに登りつめても決してゆるまず、自分を過信することがない。
だから差は縮まらない、どこまでいっても。
しかし、縮まらないからといって、それがオレが進まない理由にはならん。抜けない事があきらかだからって、オレが努力しなくていいって事にはならない。

なんだか、実は耳が痛かったりする。才能が無いから、差が縮まらないから、だから自分は頑張らないって、、それはずっと私のしてきた言い訳だよなあ。ずっと人生そうやって生きてきたかも。別に勝負の世界で生きてきたわけじゃないけど。
島田八段は、ふるさとのおじいちゃんたちの期待も背負って、いろんな人のいろんな思いを背負って、すごくそれが重くのしかかってるんだけど、それでもなんとか頑張って戦い続けてる。努力し続けても、勝てるわけでもないけれど。それでも勝負に立ち向かっていく彼の姿が本当に美しくて、胸にじんときた。
それにしても、将棋の事がもうちょっとわかっていればなあ、、。もっと楽しめる作品なのに。そこがちょっと残念。今回、詳しく書かれているいろんな勝負の棋譜が、プロの目から見てもすごいらしい。もちろん、将棋について監修の人がついてるらしいけど、それだけじゃなく、羽海野チカ自身、すごく将棋のことを勉強して書いてるみたい。私ももうちょっと将棋のことを知りたいな。
この続き、いったいどうなるのか。ますます楽しみ。