実家での二日間あれこれ

もう79歳になる実家の父の調子がいまひとつ、、という事で、それがちょっと心配でもあり、一人で父の世話をしている母の事も気になるしなあ、、と、親不孝者の娘だけど、とりあえず様子を見に帰る、というのが今回の帰省の目的。まあでも、帰ってみたら、一応それなりに二人ともまあまあ元気な様子なので、ちょっとだけ安心。

母の作ってくれた昼食を食べて、ほっと一息。東京と大阪に離れていることもあって、いつも帰省はだいたい夏と冬の年2回なんだけど、これからはもうちょっと回数を増やさないといけなくなるかも、、ね。
母が、今使っているdocomoの携帯にいろいろ不満があるみたいで、思い切って両親の携帯をソフトバンクへ移行した。母は、それでもメールしたりするので、一応年寄りでも使いやすい携帯を選んだ。父は、かける受けるだけで精一杯なので、機能を抑えたお手頃でシンプルな携帯に。そうすると、母の仲良しのお友達(ソフトバンク利用者)とも、夜9時までは無料で話せるし。私も、旦那のiPhoneを借りれば、夜9時までは両親と無料で話せるし。
それにしても、今の携帯電話の料金プランや携帯端末代金は、本当に複雑で、説明をよく聞いてもだんだんわからなくなってくる。電話番号を、docomoからそのまま移行させると、docomoの方で手数料がかかるけど、その分ソフトバンクでもっと割引します、、とか。両親にパケット代というものの存在を説明してもいまいちわからない様子だし。う〜む。
まあ、とりあえず、基本的には今の携帯料金プランよりは安くなるものを選べたし(なにしろ端末代が安かった)、お友達とは夜9時まで話し放題だし、いいか。
その後、母に必死で新しい携帯の使い方を説明し、ポイントを手帳に書いてきたけど、、わかったかな?とりあえず、私にはメールをちゃんと送ってきていたから、最低限のことはできるだろう。父の方は、まず携帯がかかってきたら、どうやって出るか、というところを何回も練習したんだけど、、大丈夫かな。とりあえず、携帯に出るのと、携帯で母や私にかけることができたら、それでOKなんだけど、、。年寄りに覚えさせるのはなかなか大変。

2台新規加入したので、ソフトバンクでは、お父さん犬のトイレットペーパーホルダーを2個もらった。1個は実家のトイレに取り付け、1個は私がもらって帰って来た。

動かすと、お父さん犬があの声でいろいろしゃべるので、なかなか面白い。母は、夜中にトイレに行くと、お父さん犬が大きい声で突然しゃべるからびっくりした〜。なんて言ってたけど。愉快。

二日目は、まず、午前中、父が週一回デイサービスでお世話になっている介護施設を見学に行ってきた。そこで、ケアマネージャーさんともお話ししたりして。デイサービスの場所はとても明るくてきれいな場所で、スタッフも多く、みんな親切そうな人ばかりだった。その後、ショートステイ用の場所なども見せてもらって、いろいろ説明も受けてきた。まあ、、とてもきれいでいい施設だと思ったけれど、やっぱりちょっと自分の親の事となると複雑な気持ちかな。いろんな事を考えてしまって。こんなきれいな場所で、親切な人に介護してもらえるのは、本当にありがたい事だと思うのだけれども。

一旦家に戻り、両親と3人で、近所の和食のお店へランチに出かけた。母が、お友達から教えてもらったお店。これがものすごく美味しくて、料理のレベルが高くてびっくり。今まで、母が連れて行ってくれたお店って、正直、ん??と思うお店もあったんだけど、ここはもうすっごく美味しくて、本当の日本料理のお店という感じだった。北摂って結構レベルの高いお店があるよな〜。
3人とも、1260円のランチ定食を注文した。

これが父の頼んだてんぷら定食。

で、これが私の頼んだ東寺揚げ定食。東寺揚げは、蟹身をホワイトソースとあわせ、それを湯葉で包んで巻き上げにしたものらしい。これがカリッとした外側の湯葉と、とろっとした中身とのバランスがすっごく美味しい。
揚げ出し豆腐も上品な味で、おだしも丁寧に作られたいい味だし。サラダもさっぱり。半熟ゆで卵は、ゆず風味の醤油で味付けられていて、それもすごく上品な味わい。これで1260円はすごいコストパフォーマンス。母があらかじめ席を予約してくれていたので、大丈夫だったけれど、見ていたら、満席で、後から来たお客さんがどんどん断られていた。すごい人気店みたい。ここは、また来てみたいお店だなあ。

帰りに、散歩がてら佐井寺観音に寄ってお参りしたりした。

実家にいた頃聞こえてきた除夜の鐘は、ここの鐘の音だったんだろうなあ。

夕方まで実家にいて、いろいろ両親と話したり、携帯のことを教えたり。そんなことをしていたら、あっという間に一泊二日の滞在が過ぎていった。もうちょっと実家が近いと助かるんだけど、、まあそうもいかない。なんとかぼちぼちやっていくしかないね。