- 出版社/メーカー: CCRE
- 発売日: 2009/08/26
- メディア: DVD
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あらすじはこんな感じ。
心臓病で余命いくばくもなく、助かるには心臓移植しか手はない元ダンサーのピエール(ロマン・デュリス)。静かに療養生活を送っているピエールを案じた姉エリーズ(ジュリエット・ビノシュ)は、彼と同居を始めることに。そんな状況の中、ピエールは周りの人々の喜びや悲しみに満ちた日常に目を向けるようになる。
主人公のピエールが、アパルトマンの窓から、パリを眺めていて、そこにいるいろんな人が、みんないろんな人生を送っている、、という感じ。しょっちゅうストやデモがあったりして、みんななにかしら不満を言いながら生きてるけれど、パリの街はそれでもずっと美しい。
パリと東京って、どちらも都会だから、似てるところもあるけれど、やっぱりパリは美しいなあ。古い建物がたくさん残っていて、街の風景に統一感があるから美しく感じるのかな。東京も、夜景なんかは美しいと思うけれど、昼間の姿はやっぱりパリの方が断然美しいと思う。
ジュリエットビノッシュ、相変わらずきれいだけれど、やっぱり年取っちゃったな、、なんてしみじみ。彼女を見ると、なんとなく『ポンヌフの恋人』を思い出してしまう。あの映画、暗くて悲しかったけれど、パリの風景はきれいだったなあ。
日常のちょっとした幸せを大事にして生きて行ければそれがいいんだけれど、、としみじみ思ったりした映画だった。