ツール・ド・フランスいよいよ佳境


ツール・ド・フランスピレネーのステージに入って、すごい戦いになってる。私が応援しているアンディ・シュレック。チャンピオンコンタドールとの一騎打ちの様相を呈してきてる。第15ステージで、アンディのマシントラブルの隙をついて、コンタドールがアタックしたことが、あちこちでブーイングを呼んだけど、それは勝負の世界だからしょうがないのかなあ、とも思う。まあ、ランス・アームストロングならあんなことしなかったと思うけどね。
今日のピレネーのステージでいよいよ最後の一騎打ちになった。jsportsの中継では、Saschaが「二人の勝負をタコのパウル君に占って欲しいですね〜。」なんて言ってたけど、本当、パウル君だったらどう占ったかな。霧に煙る山道を登る二人の姿、まさに手に汗握る一対一の真剣勝負だった。意地と意地とのぶつかり合い。こんなに面白いレースは、数年ぶりだよ。かつてのランスとウルリッヒの戦いを思い出しちゃった。サルコジ大統領も見に来てただけのことはあるね。
それにしても、ここにきて、やっぱりお兄ちゃんのフランク・シュレックがいないのが痛かったかな。お兄ちゃんと二人で勝負してたら、コンタドールに勝てたような気もするんだけど。まあ、それはしょうがないか。
一方新城君もすごい。スプリンターなんだけど、この頃山も結構前の方で登ってる。ツール・ド・フランスに出場できること自体すごいし、完走できるのかな?なんて去年は思ってたけど、どうしてどうして。すごい実力だわ。これで、どこかで見せ場を作ってくれると嬉しいんだけど。