恋するベーカリー

メリル・ストリープ主演の、『恋するベーカリー』を、DVDで見た。あらすじはこんな感じ。(amazonのHPより)

人気ベーカリーのオーナー、ジェーンが、仕事、家族、友人との関係を通して自分らしい幸せな人生を手に入れる笑いあり、涙あり、可笑しくも心温まる物語。 ジェーンはニューヨークタイムズ紙で全米No.1の評価を得た大人気のベーカリーショップのオーナーであり、3人の子供をもつ母親。10年前に敏腕弁護士のジェイクと別れ、シングルライフを、子供たちや友人たちと満喫しているものの、何か満たされない思いを抱えていた。そんなある日、NYの高級ホテルに滞在中、ホテルのバーで偶然再会したのは、元夫のジェイクだった。久々に夕食をともに過ごし純真に楽しむ二人だったが、事態は予想もしない方向に・・・。女性として、母として身の振り方に迷いながらも前向きに生きようとする彼女の幸せ探しが始まった!

一昔前って、こんな風に年取った女優が主演をはるハリウッド映画ってなかなか難しかったと思うんだけど、さすがメリルストリープ。やっぱりうまい。プラダを着た悪魔とは全然違う存在感で、すごくストーリーに引き込まれた。なかなか笑える大人のギャグも満載。まぶたがたれてきたので、今まで絶対やらないと思っていた美容整形に相談しに行くと、「手術方法ですが、まず額の生え際のところを切開して引っ張り上げて、ホッチキスでとめる感じになりますね。術後?大丈夫ですよ。半年間頭痛が続くぐらいですから、、。」なんてさらっと医者に言われて逃げ帰ってくるのもすごくおかしい。
彼女の経営するパン屋さんが、お洒落なんだよね〜。DEAN&DELUCAみたいな雰囲気で。並んでるパンやクロワッサン、マフィンなんかもすご〜く美味しそう。彼女が家でおもてなしに作っていた、クロックムッシューもものすごく美味しそうだった。
人間、60歳近くなって、子どもも全員成人させて、それでも、やっぱり同じように傷ついたり悩んだり、迷ったりするんだなあ。それでいいんだよね、、。なんてしみじみ思えた。ラストシーンもなかなか好き。
建築家アダムを演じていた俳優さん、スティーブ・マーティンをちょっと久々に見て懐かしかった。昔、この人のコメディ映画、大好きで見まくってたんだけどな。相変わらず、味があっていい感じだ。