歌伝説・安井かずみの世界

BSでやっていた“安井かずみの世界”を見た。
安井かずみと言えば、私にとってはすご〜くお洒落なあこがれの存在。そんなによくは知らなかったんだけど、とにかく加藤和彦安井かずみといえば、お洒落で素敵な理想の夫婦、というイメージだった。
今回の番組であらためて、彼女のお洒落でかっこいいところを再認識。やっぱすごい女性だったんだなあ。そもそも育ちが違うし。もともとの素養として、フランス語に親しんでいたらしい。中学(古き良き時代のフェリス)進学後から英語にも興味をもち、仏語、英語にすごく堪能だったみたい。で、もともとは訳詞家だったのが、そこから世界を広げて昭和の歌謡界のさまざまな名作を送り出した作詞家になったわけなんだ。
それにしても、いろんなエピソードがおしゃれすぎる。加賀まりこと初めて軽井沢で会った時、安井は黄色いスポーツカーに乗ってたとか。青年実業家と結婚して、ニューヨークに暮らすも、アメリカの自立する女性たちに刺激を受けて離婚、そのあと単身パリに移り住む、、って。しかも、今ならともかく、1960年代の事だよ。すごすぎる、、。どの写真を見ても、いつも美しく、いつも最先端のお洒落を楽しんでるし。
決してこんな女性にはなれないし、実際なれなかった私だけど、密かに憧れてた、安井かずみ。やっぱり素敵な人だったんだなあ。もう亡くなって15年もたつのか。加藤和彦も亡くなっちゃったし。なんだか寂しいなあ。