いろいろ思うこと

ネット上にいろんな情報、それこそ楽観論から悲観論までいろいろ流れてる。まあいろいろあって、結局どのソースを、どの情報を信じるかなんだけど、私の場合は、とりあえず今の計測値を確認して、あとはその解説を信用できる科学者の先生方のページで確認するという感じかな。
radmonitor311←これは各地で観測されているいろんな放射線量数値などのまとめサイト。その日の状況を数値で知りたい場合に便利。
無料レンタル掲示板・日記・ブログ WebSpace - iaea-japanese.webspace.ne.jp←これはIAEAのブリーフィングをボランティアの方が和訳してホームページにのせてくれているもの。政府や東電が信用できない、という方はこちらもチェックしておかれるといいかも。
英語圏の総合科学誌「ネイチャー」の福島原発事故Q&Aの日本語訳(Part 1) | Personal Space←英国科学誌「ネイチャー」のブログページで行われたQ&Aライブ http://bit.ly/h8dBEF を,Yoko Furukawa さんが日本語訳してくださったもの。中身はわかりやすくて興味深いです。
kikulog←数日前に話題になっていた、「日本で公表されない気象庁放射性物質拡散予測」という読売新聞の記事について、私の意見にとっても近い文章があった。まさにその通り、、と思ったのでご紹介。ご参考まで。
今時点で、私の中で一番ショックだったのは、やはり低レベルとはいえ汚染水を海に流した、ということ。緊急避難として、やむを得ず流したんだろうとは思うものの、でも、、やっぱりそれはやっちゃいかんだろう、、と思う。他に方法が本当になかったのかなあ。「人間の健康には影響のないレベル」と言われても、そんなの関係ないだろう!と思う。健康に直接影響がなかったら何を捨ててもいいわけ?それは違うよね。近隣諸国が怒るのも無理ないよ。
野菜も魚も、市場に出回る物は安全と信じて、私はこれからも食べるつもり。でも、小さいお子さんの親御さんは、やっぱり気になると思う。いったいこんな状況がいつまで続くのか。ニュースはあんまり見ないことにしてるけど、一応毎日、上で紹介した放射線量モニターデータを確認し、職場の放射線量測定値をチェックしてる。こんなグラフ、気にしなくてもよくなるのはいったいいつになるんだか、、。
電力不足、夏の計画停電もすでに気になるよね。職場の研究室にある、大型計算機を夏の暑さからどうやって守るか、それも考えなくちゃいけないし。地震での被害が大きかった筑波の研究所では、地震でいろいろな物が被害を受けただけではなく、その後の計画停電で、何年も実験を続けてきたサンプルがダメになったり、二次的な被害も大きかったらしい。
一口に節電と言っても、どうしても必要な電力も多く、ここの電気を止められちゃうと全部ダメになっちゃうんだけど、、という事も多い。それだけ電力に頼っちゃってるわけだよね。この先、脱原発、新しい安全な代替えエネルギーにうまく転換していけるのかなあ。今すぐは無理でも、なんとか考えていかなくちゃだめだよね。それと、電気は貯められないっていうけど、なんとか貯められるようにできないのかなあ。それも今すぐ研究を始めてほしい。(すでに誰かやってるのかな?早く実用化して〜。)
はあ、、それにしても、、いろいろ憂鬱なことばかり。ため息ばかりついててもしょうがないんだけどね。