オフィスの節電と生産性の低下


職場で、ボスと電力について話した結果、ピーク時はエアコンをつけないということにした。一応午後1時から午後3時は、エアコンを止めて扇風機で乗り切ろうってことで。暑くてなんだか能率が低下する気もしないでもないけど、ま、しょうがない。なんとか乗り切っていこう。節電しなくちゃだし、、。水分はとって。
日経ビジネスオンラインに載っていた小田嶋隆さんのコラムを見てつい笑っちゃった。

暑い。
 エアコンの起動を半ば封印されている今年の夏の暑さは、また格別だ。
 東電の「でんき予報」をアタマから信じ込んでいるわけではない。若干疑っている。なにより、棒グラフという形式がうさんくさいと思っている。何も信じられない。日付さえ。
「でんき予報のホームページだと今日は水曜日になってるけど本当だろうか?」
「さあな。陰謀かも知れないぞ」
 東電は、今後30年ほど、何を言っても疑われる。そこのところは覚悟してもらわないといけない。
東京電力です。検針に参りました」
「ほほう、メーターに盗聴器を仕込むつもりだな?」
 直接顧客と対面する部門の社員さんは大変だと思う。恨みは経営陣にぶつけてほしい。ぜひ。
 東電情報の信頼性はともかく、野放図にエアコンを回すことには、やはり抵抗がある。日中、一人でいる時は、特にそうだ。自分一人のために、全空間を冷やすのだと思うと、どうしても気がひけるのだ。自分がこんなに小心者だとは思っていなかった。ばかみたいだ。

本当は節電しなくても電気は足りてるはず!なんて説もあるよね。なんか都合のいい話だ。そっちも若干うさんくさい。でもまあ、どっちにしても、火力発電だってガンガンやったら、二酸化炭素がいっぱいでるわけだし、環境に負荷をかけることになるよね。やっぱりなるだけ節電した方がいいのかな〜と思う。
小田嶋氏のコラムでは、夏のエアコンは、結局のところ労働強化につながってたわけだし、節電で暑くなったぶん、ちょっとのんびり仕事したらいいんじゃないの??みたいな論調だった。そうだよね。ま、ぼちぼち、のんびりムードでいこう。無理したらしんどいし、、。って私、無理しないと全然ダメダメな職業人だった、、。汗。
とりあえず、この夏の計画停電はなんとか避けられそう、、と東電の担当者の話が新聞に載っていた。やっぱり、なんだかんだ言って、企業が土日休みを移動させたのがかなり大きかったんじゃないかなと思う。それでピークをある程度平板にできたんだろう。ただ、その影響はみんないろいろ受けたみたいだね。私が時々目を通してる、地元のブロガーさん。共働きで、旦那さんもかなり育児参加してる感じだったんだけど、この夏、ブログ主(旦那さん)の休日が平日に移動したせいで、親子3人そろっての休みがなくなってしまったと怒っていた。まあそうだよね。休みを動かされちゃうと、いろいろ支障がでると思う。父親の育児分担なんて、きっと会社の上層部はあんまり考えてないんだろうなあ。そういえば、テレビのニュースでは、やっぱり休日を動かされちゃったお母さんが、お子さんの保育所を探すのに苦労してたっけ。一口に節電対策とは言っても、、。本当に多大な影響があるなあ。