震災から半年


9月11日は、震災から半年の節目の日だった。その前の日からNHKなどで多くのドキュメンタリー番組が組まれていたので、いろいろとテレビを見た。
いろんな番組を見て、やっぱり腹立たしくなってきた。あまりにもいろんな事が進んでいなくて。確かに、広範囲にとんでもない規模の被害があった今回の震災。おまけに原発事故も起きてしまい、まさに未曾有の大災害となってしまった。でも、半年たってもまだ避難所にいる人がたくさんいる。それだけじゃなくて、半年たっても、避難所にもはいれず、全壊状態と認定された自宅の二階でひっそり暮らしてる人もたくさんいるんだ。電気もガスも水道もきてないのに。食料は配給を受け取りに毎日かよってて。日本だよ。今の日本で、半年たってもそんな状態って、、あんまりじゃないのかな。
石巻の海沿いの地区は地盤沈下がひどくて、毎日満潮の時刻には水浸し。とりあえず、それだけでもなんとかできないの??水につからないように堤防を作るとか、できないの?この際だから都市計画をちゃんとして、、というのもわかる。でも、半年たって、ずっと毎日水浸しになってる家に、そのまま住んでる人がいて、ここに震度5くらいの地震がきたらどうするんだろう。毎日水につかってて、土台とかいたみまくってるんじゃないのかな。
原発3キロ圏内の、行方不明の家族さえ探せないお父さんの話も、本当につらかった。遺体も探しにいけないんだもん。原発事故のせいで、、。放射能の数値がものすごく高い中、防護服を着てがれきの中を、遺体を探して収容している自衛隊の人たちの活動にも頭が下がる気がした。う〜ん、、もうなんて言ったらいいのか。いろんな人がいろんなところですごく頑張ってる。頑張ってはいるのに、でも、この状況。どうしたらいいんだろうね。

そんな番組を見て、いろいろなことを思いつつ、昼間はこんな催しに行った。高島屋で行われていた東北フェア。被災地の物を買うくらいしかできないし。私のできる範囲のことってちょっとしかないけど、まあそれでもしないよりはましかな、、と。福岡では、被災地応援フェアまで反対運動でできなかったんだよね。福島からトラックが来るだけでイヤだとか、、。なんかその記事読んで悲しすぎるなあと思った。日本橋高島屋では、東北フェアはものすごく賑わっていて、福島のものもいっぱい売れていた。特にあわまんじゅうは大行列だった。あんまり並んでたので、買うのをあきらめたけど、もしかして有名なおまんじゅうなのかな?

私が買ったのはこんなもの。福島のものをなるべく中心に。会津のお酒と、いわきのうにみそ、浪江町なみえ焼きそば、仙台のささかまぼこ。浪江町って、みんな避難していないはず、どこで作ってるのかな?と思ってネットなんかで調べたら、今は二本松で作ってるみたい。大変だよね。

これは、東北応援を言い訳に、自分が欲しかったからついつい衝動買いしちゃった、馬革のバッグ。軽くてきれいで柔らかいのについつい惹かれて。福島の会津のお店。馬の革ってこんなに軽いんだなあ、、ってちょっと感動。大事にしなくちゃ、ね。