ミュンヘン旅行編〜1月4日最終日・帰国へ


さて、最終日。朝から雨がぱらついてるけど、パン屋さんで最後の朝食。なんか最後の朝ってちょっと寂しいよね。
大きなスーツケースをごろごろ引っ張ってSバーンに乗り、空港へ。途中の風景を見ててもなんか寂しい〜。あ〜あ。もう現実に引き戻されちゃうのか。

無事に空港到着。あと数日残る旦那とはここで別れて、私ひとり先に帰国便に乗ることに。

さて、無事にチェックインも済ませた。帰りはフランクフルト経由。フランクフルトでの乗り継ぎ時間が結構あるし、多少のんびりできるかな〜なんて思ってたけど、強風のせいか、フランクフルト空港到着が遅れちゃった。そのせいで、いろんな事が押せ押せ、、。出国ゲートで出国し、慌てて、この前買った靴のタックスリファンドをしてもらおうと税関の事務所にいくと、、なんと閉まってる。ありえない〜!12時過ぎで昼休み??
一応そこに電話機があり、事務所が閉まってる場合には電話をかけろと書いてある。電話で言うのか、、とちょっとブルーになりつつも、「あの〜。タックスリファンドをしてほしいんですけど。手荷物でここに持ってきてます。」って言ったら、なんか一瞬イヤそうな空気。「あ、そうわかった。じゃあ5分で行くから。」とおっさんの声が答えた。5分??もう搭乗時間まであんまりないんだけど、、しょうがねえなあ、、とそこで待ってた。でも5分たっても10分たっても誰も現れない。まじで??どうしよう、、もう一回かけてみようかな?と思った頃、別の日本人夫婦がやってきて、「あ、ここだ、税払い戻しの場所。え?あれ??閉まってる!!!そんなのってありなの??」と叫ぶ奥さん。旦那さんが電話をかけて、やっぱり来て下さいと頼んでる。
「あの〜。さっき私10分くらい前に電話したんだけど、5分で来るって言ってまだ来ないんです。何て言ってました?」と聞くと、「3分で来るって言ってました。」と旦那さん。
げげ、、あれから10分もたってるのに、短くなったのは2分だけか、、。こりゃ1時になるまで戻ってくるつもりはない??
もう搭乗時間が過ぎちゃってるというのに、まだ搭乗口から遠い場所で、搭乗前の手荷物検査も済んでないし、、どうしよう、、。待ってる間、しばしじりじり。
結局もうダメだと判断した私。「私、少額だからあきらめます。」と言い捨てて、仕方なくその場を後にした。悔しい、、。なんで職場放棄してるわけ??まあ靴一足分、ほんのちょっとだけどさあ、、でもせっかく手荷物に入れて持ってきて、準備万端整えてたのに、なんか納得いかない。悔しい。だけどかといって飛行機に乗り遅れたら取り返しつかないし。しょうがないので、そこから搭乗口までダッシュ。振り返ったら、やっぱりさっきのご夫婦もあきらめて走ってきてる。そうだよねえ。しょうがないよね。くそ〜。税金泥棒!ちゃんと働け〜!!
怒りつつ、どうにかこうにか搭乗ゲートへ。もうすごい行列になってる。ミュンヘン便とは飛行機の大きさが違うもんね。息を切らしつつもなんとか間に合って搭乗した。ふ〜。
帰りはめちゃめちゃ混んでいた。フランクフルト便はやっぱりいろんなところからここを経由して帰る人も多いから混んでる。私の横は若いご夫婦?だった。わりと物静かな人たちで助かった。
とりあえず、帰りの便はなるべく眠りたいので、あれこれお酒を飲みまくり、、。食前にゼクト、食事中にワイン、その後もワインをおかわりし、食後はベイリーズをもらって、、。私ってどんんだけのんべやねん??と隣の人には思われてたかも。なにしろ、お二人はずっとコーラとオレンジジュースだったから、、。
いつも帰りの便ってなかなか眠れないんだけど、それでもちょっと細切れに2時間くらいうとうとできたかな?わりと順調に成田空港に到着。
荷物が出てくるのは、プライオリティーと普通の荷物が別のレーンに出てくるというシステムだった。ついてることに、私の荷物は真っ先に出てきてくれたおかげで、税関も一番に通ることができ、それもさっと通れたおかげでかなり早い時間に京成スカイライナーに乗ることができた。
そうやって、定時よりちょっと遅れた程度で職場に到着。普通に仕事した。まあ昼食後くらいは特に眠くて、頭がぼけ〜っとなりそうだったけど、どうにかこうにかその日締め切りの経理伝票もやりあげた。ふ〜。よかった。でも、帰ってくるなりいきなりどっぷり日本に引き戻されちゃった。ほんのちょっと前までドイツにいたなんてなんだか信じられない。夢の中だったみたいだなあ。