帰省


16日から18日までは2泊3日で大阪へ帰省した。16日は、朝6時15分に最寄り駅から出る羽田空港行きのバスに乗って空港へ。朝早いし眠いな〜と思いつつ出かけたけど、バスは結構いっぱい。まあ、乗っちゃえば15分ほどで羽田空港に着くから便利だよね。空港では、携帯電話がチケット代わり。保安検査でも搭乗口でも携帯電話をかざせばいいっていうのは、なかなかすごいなあ、、なんて今更ながら思ったりする。
7時半の飛行機に乗って、8時半過ぎには伊丹に到着。空港までのバス便が出来てから、飛行機での帰省がだいぶん楽ちんになった。伊丹空港からはモノレールで実家方面へ。それにしても、大阪暑い〜。なんか太陽のギラギラ度が東京の3割増しくらいな感じなんだけど、、。

モノレールの山田駅まで母が車で迎えに来てくれた。昔は父が来てくれたんだけどね。要介護2の父を、今では母が車に乗せて、病院やあちこち連れて行ってるみたい。
実家に着いて、母とあれこれ話すけど、話は止まらない。次から次へとあれこれ愚痴が。そりゃそうだよね。父の面倒をみて、母は相当いろんな思いをため込んでる。週3日、デイサービスと、週1日の在宅ケアサービスで、なんとか頑張ってもらってるけど、日々のいろんな事が、78歳の母には負担なんだよね。申し訳ない。

木金は、父が在宅なので、3人でお昼は外に食べに出かけることに。父は最初、外出をちょっといやがっていたけど、近所のチェーンのお寿司屋さんに車で出かけたら、楽しかったみたい。たまに外で食べると気分が変わって楽しいよね。両親二人だけだと、なかなか外食も難しいみたいなので、一緒に外で食事できて、父もご機嫌になって良かった。

夜は、母と一緒に、冷や汁を作って晩ご飯。冷や汁は、鰺の干物を焼いて、その身をほぐして、擂ったごまと一緒に合わせて、味噌と野菜を入れて、冷やすという、そこそこ手間のかかる料理だけど、やっぱり手作りすると美味しいな。お刺身と一緒に。ちっちゃい135mlの一番搾り超ミニ缶もちょっと飲みつつ。

翌日、金曜日は、また昼食を外に食べに出かけた。母お気に入りの健康食のお店、健康の森というところの玄米食ランチ。

野菜中心で、なかなかボリュームがあるのに、カロリーは600カロリーくらいで、健康的だ。父は、前日は最初出かけるのをいやがっていたのに、金曜日は、張り切って出かける用意をしていた。前の日が楽しかったみたい。出かける気分になってくれて良かった。

金曜日の晩ご飯は、母と一緒に水餃子を作った。毎回、帰省すると、「水餃子を作ろうよ〜。」とリクエストする私だ。母の水餃子が大好きだったんだけど、なかなか自分の家で水餃子を作る気力もなくて。帰省すると一回は水餃子が食べたくなる。母も、今は面倒で餃子を作ることはないらしく、私が帰省した時に一緒に作るだけみたいだ。

日頃は焼き餃子が大好きなんだけど、実家に帰ると水餃子が美味しいな〜と思う。暑い日もつるんとのどを通りやすいし。それにしても、大阪はやっぱり暑いなあってしみじみ思う実家だった。台所にエアコンが無いというのもあって、料理をする時も食べるときもなんだか汗だく。まあ実家ってそんな場所だったんだけど。
主に母の愚痴を聞くのが今回の帰省の中心行事だったかな〜なんて思いつつ、土曜日には実家を後にした。土曜日の昼前に、夫の父と待ち合わせして、一緒にランチした。旦那は今回帰省せず、東京に残っていたので、私一人で義父のご機嫌伺いに。グランヴィアホテルの上で、和食の懐石ランチをご馳走になっちゃった。

えごま豆腐でコーススタート。

椀物の後、お刺身も出て。

焼き物は、鮎とか、海ぶどうとかいろいろ。どれもものすご〜く繊細な味付けでとっても美味しい。目にも美しい盛りつけだし。いいな、ここの和食。

ご飯の前の温物は、冬瓜饅頭。冬瓜でこんなモチモチした食感のお饅頭が作れるなんてすごいな。あっさり味でとても美味しい。
美味しいお料理コースをいただきつつ、義父に、骨折話や救急車で運ばれた時の話など、いろいろ聞いてもらっちゃった。義父も少し前に心臓のカテーテルをしてもらったばかりなんだけど、見た目はとても元気そうで安心した。
義父とちょっと梅田をうろうろして、新大阪で別れて、私は新幹線に。義父は新大阪の自宅に帰ったんだけど、その帰り道に突然の雨に降られたらしい。私が新大阪を出る頃はまだ全然雨が降ってなかったんだけど、その後突然の雷雨で、すごい大雨が降ったらしい。早めの新幹線で帰ってよかった。
東京に着いたら、曇り空。やっぱり大阪より涼しい感じ。まあ、大阪も大雨の後気温が少し下がったみたいだけど。私は大阪の暑さを満喫しに帰った感じだったなあ。