The Reichenbach Fall〜Sherlock


今頃ですが、やっとシャーロック2を全部見た。いやああ、、めっちゃ面白かった。シャーロックは第1シリーズより、第2シリーズの方がますますパワーアップして面白くなってるんじゃないかな。今回は3本とも、どれもものすごく見応えがあって、原作をうまく生かしつつ、“あ、21世紀のシャーロック・ホームズはそりゃこんな感じになるよね!”と思わず納得させられる。練りに練られた台本。役者さんの力量も高い。日本語版の声優さんもみんなすごくうまいし。非の打ち所がない感じ。
第二シリーズの最終回、モリアーティとの対決、ものすごく迫力があった。モリアーティ演じる役者さんの、あの気持ちの悪いほほえみ。すごい。人の心の奥底に潜む嫉妬をうまく利用して、どんどんシャーロックを追い詰めていくところもすごいし。でも、ワトソン君やモリーの信頼って最後まで揺るぎないわけで。Yakuちゃんもコメントに書いててくれたけど、最後のあのシーンからのどんでん返し、どうやってやるんだろう?きっとモリーとマイクロフトの力を何らか借りたんだろうとは思うものの。原作だと滝つぼに落ちたって事だから、帰還できたのもなんとなく納得だけどね、、。
私としては、シャーロックとワトソン君が手をつないで走っちゃうところもすごく笑えた。それと、今回結構モリーに感情移入しちゃった。1本めでは、あんなにひどい事言われたし、なんとか他の彼氏を作ろうとランチデートに行こうとしていたわりには、シャーロックに止められてすぐ手伝っちゃうわけよね。「私は数の内にはいってないのよね。」と、言いつつも、「でも、私が言おうとしているのは、つまり、あなたの為に何でもしてあげるって事なのよ。本当に、なんでも。」ときっぱり。「え?僕が君に何を頼むんだ?」なんて言ってたシャーロックだけど、最終的にはモリーに頼ってるわけで。二人の関係は恋愛にはなりそうもないけど、人間同士の友情が生まれそうな雰囲気だよね。(ハドソンさんに対してみたいに、ちょっと甘えてるのかも。)
第3シリーズ放映は決定してるらしく、BBCでの放映が来年秋頃?との噂。てことは、日本放映が再来年?長いなあ、、。

Sherlock: The Casebook

Sherlock: The Casebook

こんな本も出るらしく。英語だけど。なんかちょっと欲しかったりする。
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なんだか日本語訳の原作も読み返してみたい気分だな。当分次のSherlockまで間がありそうだし。