Yuming Films 〜映画になったユーミン・ソングス〜

2007年にNHKで放映された、Yuming Films 〜映画になったユーミン・ソングス〜の再放送があったので、見た。以前見たのはもう5年も前になるのね〜。すごく懐かしい。ユーミンの歌の世界をモチーフにした短編映画3本。モチーフとなった曲は、“リフレインが叫んでる”“青いエアメイル”“A HAPPY NEW YEAR”の三曲。どれもめちゃ大好きな曲。それぞれのフィルムが放映のあと、ちょこっとユーミンが感想を述べてたりして、それも興味深かった。青いエアメイルの多部未華子ちゃんを、うまいってほめてたのも印象的だったな。私的には、「新年好(シンニェンハオ)!〜A HAPPY NEW YEAR」が一番面白かった。中身はこんな感じ。

「新年好(シンニェンハオ)!〜A HAPPY NEW YEAR」は、アルバム「昨晩お会いしましょう」に収録された「A HAPPY NEW YEAR」をモチーフに、塚本高史主演で映像作家の渡辺賢一が映像化。2010年2月13日、バレンタインデーの前夜、カラオケ屋の店先で客の呼び込みをしていたバイトの三生(塚本高史)。そこへ中国人の団体が「春節」を友達同士で祝おうとカラオケ店でバイトをしている中国からの留学生劉を迎えに来た。しかし勤務時間の残っている彼女を帰すなと店長に命ぜられた三生は……。

今時の若者な感じのカラオケ店員☆塚本高史と、中国人留学生のアルバイト★チェン・チューの、ちょっと切ないようなほほえましいようなそんなストーリーだった。前見た時も、この作品が一番印象に残ったんだよね。中国の春節と引っかけてストーリーにしたところもおしゃれだなあって思った。こういう面白い作品を、また作って放送してくれたらいいのになあ、Yuming Films Project再び、ってしみじみ思う。