自転車レースシーズンスタート・ミラノ〜サンレモと、アンディ君のこと

日曜の夜、久しぶりに自転車レースを見た。ミラノ〜サンレモのワンデーレース。なんか途中雪降ったりして、まだまだ寒そうなイタリアの高地。レース途中も、みんなかなり寒そうだったなあ。リタイヤした選手も多かったみたい。レースはチオレックが見事サガンに競り勝って優勝。なかなか面白いレースだった。
今年もいよいよ自転車レースの観戦シーズン始まったなあ、、と思いつつも、イマイチ自分的には気分が盛り上がらないのは、やっぱりアンディ君関係で良いニュースが全然ないってこと。まあねえ、、わかっていたけど、やっぱりアンディ君って精神面が弱すぎるような気がする。フランク兄ちゃんが出場停止になっちゃってレースに出れないとなると、それで完全にやる気をなくしちゃってる状態なんだもんなあ。かなり残念。今シーズンになってから出場したレースはほとんど完走できない、成績も思わしくない。春先で調子が上がってきてない、、というレベルでは無いと思われ。あれだけの才能を天から与えられていて、なぜ頑張れないんだアンディ、、ってことで、あっちこっちいろんな人からすごく非難されているようだ。でも、私が時々読みに行ってるブログの、アンディ君ファンの人が書いていた言葉に私はかなり共感した。自転車の才能も天から与えられたものだとしても、努力すること、人より勝ちたいと強く思うこと、それも才能のひとつなんじゃないか?って。アンディ君にはそっちの才能が欠けていたのかもしれない。それでも相当彼は今まで頑張ってきた。本当は努力も好きじゃないし、遊んでる方が好きだし、のんびり過ごす方が好きだったかもしれないのに。天からあまりにも大きな自転車選手としての才能を与えられて、それが彼には重すぎたのか。

アンディ・シュレクも27歳の大人。彼には彼の人生がある。だから、私はこれからの彼がどういう道を選ぼうとも、一歩引いた視点で見守っていきたいな、、という心境。あの、2010年のツール・ド・フランスで感動させてくれた、あの、コンタドールとのガチ勝負。あの姿を見せてくれただけでも十分だったよ。本当は、もうちょっと頑張ってほしいけど。本当はまだまだやれるはず、、と思ってるけど。でもまあ、こんな東方の遠い国で、これだけアンディ君の事を思ってる人たちがいるのにね、、。なんてね。