MRI検査


4月初旬に、勤め先の構内にある病院で、MRI検査を受けるように言われた。その時予約を申請して、予約が取れたのが、なんと5月23日。どんだけ混み合ってるねん!って思うけど、まあ私の場合緊急性が低いからしょうがないわよね。
そんなわけで、23日木曜日はMRI検査に行ってきた。午後、時間単位でもらえる有休を申請して、2時間中抜けさせてもらっての検査。午後2時半からの予約だったんだけど、昼ご飯は食べちゃダメってことで、しょうがないから朝ご飯をきっちりしっかり食べて、なんとか検査終了までもたせようってことで。でも昼休み、やっぱりなんとなくおなかがすいてきた。結局、仕事してる方が気が紛れるよね、、ってことで。ずっと昼休みも仕事するはめに。
そして、2時に病院へ。MRI検査を受けるから、下着も考えて、ユニクロのブラトップのタンクトップにしてきた。ワイヤーもはいってないし、それをつけたまま、その上に検査着を羽織ってOKということになった。下は、脱ぎ着しやすいようにと、ゴムのゆったりめのパンツをはいていったんだけど、ファスナーもないからそれも着たままでOKということになり、楽ちんだった。
検査の前に、点滴の針を入れられた。検査途中に造影剤を投与するために使うらしい。私って、どうも痛がりで、注射針が苦手。針を入れる瞬間や、入れてるところ、採血の時なんかは血が抜けていく様子、そういうもの一切見れないので、顔をそむけて目をつぶっていた。大げさに嫌そうな私に、看護師さん(男性だった)が、「針入れるの怖いですか??」って聞かれちゃった。「いえ、もう、痛いの苦手で、針入れる瞬間は絶対見れないんです〜。」と、言い訳。看護師さん、笑いながら、「いや、僕もなんで皆さんそんなに針入れるの怖がるかなって思ってたんですけど、健康診断で他の人に注射針を刺される時になったら、やっぱり怖くて見れませんでした〜。」なんて言ってた。本当かどうかは知らないけど、検査前に緊張してる私の気分をほぐそうとしてくれたのかな。すごく感じの良い優しい看護師さんだった。
いよいよMRIの部屋に移動。私、実はMRIを受けるのは二回目。この前受けたのは、確かミレニアムの前で、99年だったかな。その時の検査方法と少し違っていた。まあその時は造影剤投与もなかったし。前は、「動かないでくださいね!」とすごく注意を受けたんだけど、今回は、撮影場所のあたりをしっかりバンドのようなもので固定され、動きたくても動けないくらいがっちり締められていた。そして、肝心な撮影の時は、息止めも何度もさせられて、最初慣れないうちは呼吸困難に陥りそうだった。
以前MRI検査を受けた時以上に、なんだか検査の時の音が大きくなったような。確かに前もうるさかったけど、ますますうるささがパワーアップしたような。検査の前にイヤホンをして耳をふさいでくれるんだけど、それでも結構うるさい。ただ、検査中は目をつぶっているので、なんとなく寝ちゃいそうな瞬間もあった。あんなガンガンすごい音がしてるわりに、私ってすごいな、、とか感心しつつ。最初はそのまま検査、後半だいぶんたってから、一旦止めて看護師さんが造影剤を投与しにきてくれた。造影剤を入れてからは、何回か、息を止めての撮影。18秒くらい止める時と、25秒止める時と。なんか、息とめなくちゃ、、と思うとかえって呼吸困難になりそうなんだよね。なんとかうまく息を止めれたけど、検査担当の技師さんからは、「息止めが無理になったら、おなかが動かないように浅く呼吸してもいいから」と言われた。その浅く呼吸ってのがなんだかうまくできない気がして、しょうがないから必死で息を止めてた。25秒の時は、頭の中で25秒数えてるんだけど、最後の方は気が遠くなりそうだったよ〜。普通の時なら、25秒くらい息止めても平気なのにね。
検査時間はすご〜く長時間に感じたけど、たぶん40分くらいだったのかな。造影剤なしが30分、造影剤いれてから10分という感じ、くらい。でもくたびれた。私も、前の人が終わる前に、控え室で、すでに点滴針を刺した状態で待機していたけど、私が終わった後も次の人が待機してた。やっぱりMRIの検査ってめちゃ混み合ってるのね。
その後、会計へ行って支払い。高いと聞いてたし、造影剤ありは造影剤なしより高いって知ってたので、覚悟していた。10770円でした。まあそんなものかあ、、しょうがないよね。痛いけど。