テルマエ・ロマエ最終回

テルマエ・ロマエVI (ビームコミックス)

とうとうテルマエ・ロマエが完結した。そもそも、1巻を読んだ時に、この話ってそんなにもつかな？せいぜい2巻くらい？と思っていたけど、これだけ風呂の話をいっぱいふくらませたヤマザキマリさんはすごいと思うわ。まあ、最終巻はすでにあんまり風呂の話ではなく、どうやってこの話を終わらせるか、、って感じのまとめの巻だったんだけど。最後まで楽しませてもらった。
さすがに、ヤマザキさんの旦那様がローマ史の研究をされているだけの事はあって、中身もちゃんとしていたらしいし、ラテン語もこんなに正しく表記されてるのは珍しいみたいで（私にはいいかげんでもわからないけど、専門家の知り合いが言っていたので間違いないと思う）。まあラテン語なんて、日本ではわかる人そんなに多くないもんね。それをキッチリ書いてるところはすごいと思う。
ヤマザキさんのインタビューを聞いていたら、この先もっと建築の話なんかを書きたいらしいけど、どんな構想があるのかな。とりあえず、しばらくはテルマエの外伝を書くみたいで。それも楽しみだ。実写映画は、2作目も作るなんてちょっとどうなんだろう？？と不安だけどね。