テレビあれこれ

BS等でいろいろ食べ物関係の面白い番組をやってくれてて、時々見てるんだけど、結構興味深い番組もある。気に入った番組は何度かリピートしてじっくり見てたり。


毎週月曜夜10時から、BS朝日でやっているこの番組。毎回、ピッツァマルゲリータカルボナーラやハンバーグ、パエリアなど、日本人の食生活の中でなじみの深い西洋料理を紹介しながら、その料理に隠された意外な誕生エピソードを綴っていく、という番組。特にパエリアの回や、ハンバーグの回は面白かったな。パエリアって言うと、やっぱりムール貝やシーフードがたくさんのってるイメージが強かったんだけど、一番古いパエリアは、ウサギの肉と野菜のパエリアだったみたい。途中出てきた、海の幸いっぱいの豪華なパエリアも美味しそうだったけど、古くからのレシピの、ウサギ肉のパエリアも美味しそうだった。
ハンバーグは、ミュンヘンに住んでいた頃、お肉屋さんのデリメニューで見かけたけど、なんだか真っ黒に焦げるくらいしっかり焼いてあって、見た目ちょっとぱさついてる感じであんまり美味しそうじゃなかったんだよね。やっぱりソーセージの方が美味しそうで、いつもソーセージの方を買っていた。でもハンブルクのハンバーグはさすがに美味しそうだった。いろいろスパイスをたっぷり入れるのが、ドイツ流のフリカデレ(ハンバーグ)なんだよね。で、マスタードをつけて食べるんだけど、そこは日本人の私としては、できればこっそり隠し持ったソースをつけたいなあ、、なんてね。ソースをつけたいといえば、やっぱりシュニッツェルも、ベタな日本人の私としては、やはりとんかつソースをかけたかった。レストランに隠し持って行きたい!と思ったよなあ。なんかなつかしい思い出。

これはBBCの紀行番組を日本語吹き替えで放送してくれる番組。私の大好きだったシリーズ“シェフがめぐる地中海 豊かな食の旅”はもう放送終了しちゃったんだけど、すごく面白かった。レストランの経営や多くの著書で知られるイギリスの有名シェフ、リック・スタイン。彼が船と車の一人旅で地中海に面した様々な地域を巡り、バラエティ豊かな食文化とそれを支える人々の姿を紹介する、シリーズものの番組。地中海の周りの、コルシカやサルディーニヤ、ギリシャ、トルコ、モロッコなんかを旅して、地元の料理を紹介し、自分でもアレンジした料理を作ってみるというもの。その、彼がイギリスに帰ってからアレンジして作る料理が、意外と簡単そうで美味しそうなんだよね。作ってみたくなる。実際、クスクスを作ったりする時は、彼のレシピを参考にしたし。ギリシャ料理なんかも、どれも美味しそうなので、また時間の余裕のある日に作ってみようかな。地中海の周りには、美味しそうな料理がいっぱいあるねえ。この番組自体は、BBCで2007年に放映されたものみたい。もう6年も前なんだ。でも、たぶん地中海の国々の雰囲気はそんなに変わっていないと思われ。

BSの番組でもないし、食関係ドキュメンタリーでもないんだけど、ま、食べ物つながりってことで。私はこの番組、すご〜く好きだ。この前のうどんの回も、めっちゃ同感な名言があった。“うどんのコシは無きゃ無いでいい!”って言葉。いや〜。まさに私の思ってる通りのことを言ってくれてスッキリ。そりゃ、コシのある讃岐うどんは美味しいと思う。釜揚げなんか最高だなあって思う。でも、私にとって基本のうどんは、関西風のきつねうどんなんだよね。だしがきいてて、シンプルで、うどんは柔らかめでいいの。それが結局一番好き。で、めしばなにも出てきたんだけど、十三の阪急そば。あそこ最強でしょ!まさかタチバナが十三の阪急そばに言及してくれるとは。ちょっと感動した。来週で最終回なのが残念。最後はコンビニアイスかあ、、。それは今までの中で一番興味が薄いかもしれない。でも最後だし、見ようっと。