ツール・ド・フランス2013


今年のツール・ド・フランスももう最終ステージを残すのみ。勝負の行方は、やはり戦前の予想通りフルームだったかあ、、という感じなんだけど、今年は最後の最後まで結構楽しませてくれたな〜。去年はツールの途中で早々に興味を無くしちゃったんだけど、今年は最後まで目が離せなかったし、すごく面白かった。

やっぱり一番面白くしてくれたのは、この人。コンタドール。すごい。プロだわ。今年はフルームの前評判が高くて、やっぱりふたを開けてみてもフルームがとっても強く、モンヴァントゥの山でも圧倒的強さを見せてくれた。まあフルームが総合優勝なら文句ないか、、と思った。しかし。コンタドール、5分以上差をつけられても、レースを投げないところがすごい。決定的な差がついて、普通ならあきらめそうなところ、彼は最後までレースを攻め続け、アタックをし続けてた。すごいわ。この根性。そして、そのコンタドールのあきらめの悪さが、レースを引っ張って、かき回して、勝負をいつまでも面白くさせてくれた。去年はこれが無かったから本当につまらなかったのよね。

そして、今年は新人賞レースもなかなか面白く。若くて有望な選手がいろいろ出てきてるのも楽しい。なかでも、このコロンビアのクインターナがすごく良かった。このまま順調に伸びれば、総合優勝もありそうな有望な選手と思う。23歳には見えない、おっさんみたいな顔なんだけどね。爽やかさがいまひとつ感じられない、苦労してくたびれたおっさんみたいな顔が、まあそれはそれで面白くていいな。クインターナにデュランデュラン。コロンビアもいろいろ有望な若手で出てきてて面白いな。

そして、アンディ君。個人TTで意外と頑張ってくれて、おおっと思った。これなら、また来年頑張ってくれるんじゃないかなって期待。ファンのひいき目?そうですとも。ファンがひいきしなくてどうすんのってこと。笑。いろいろ騒がれたけど、結局なんとか無事トレックと、兄弟そろって契約できそうらしい。ほっと一安心。