8月11日 京都Part2


墓参りを終え、一息ついてから、晩ご飯を食べに出かけた。お店はだいぶん前から予約してあって、すごく楽しみにしていたんだけど、その前に、まずはぷらぷらと夕方の京都の街を散歩。夕暮れ時が近づいてきて、さすがに少し涼しくなってきた感じ。

祇園の京都らしい通りでは、あちこちで外国人観光客が写真撮ったりしてる。みんな真昼よりは少し楽そうだ。

さて、6時になって、予約していたお店へ。ずっと行きたいなあと思っていた“京洛 肉料理いっしん”へ。ここのお店を最初に知ったのは、三度のメシさんのブログ。サンドさんが日本に一時帰国した時に、京都でこのお店に行っておられたのを読んでからず〜っとあこがれていた。でもなかなか気軽に行ける感じのお店じゃないしな、、と思ってるうちに、ミシュランで二つ星なんかついちゃったもんだからよけい行きづらくなっていたんだけど、今回思い切って行ってみることにした。

早めに予約し、しかも3人だったからか、個室にしてもらっていた。落ち着いてゆっくり食事を楽しめてすごく良かった。ここは肉好きさんには絶対おすすめできる、肉料理の懐石コースのお店。素材は近江牛を使っているみたい。一品目は、肉そうめんだった。肉の味はもちろん、おだしの味があっさり薄味で、肉のうまみを引き立てている。

肉の三種盛り。ローストビーフと、タンとミスジ、ミノ。ここのお店は、希少部位のミスジをいろんな料理にアレンジしてくれていた。ミスジってこんなに美味しいのね〜としみじみ。

タンとレンコンの椀もの。

お肉に枝豆のムースがかかってる一皿。

タンのオレンジ風味、お野菜と一緒にゼリー寄せになっている。

握りと、巻き寿司、づけ丼。

牛肉の、白味噌仕立て。マイルドでほっこりした味。

ステーキ。泡になったお醤油ソースでいただいた。

しめは、お肉のお茶漬け。コースはずっと近江牛のとても美味しい部位で、どれもとろけるような美味しい料理だった。気軽に食べられるお値段ではないけど、でもこのクオリティを考えればコストパフォーマンスもいいかと思う。一品一品どれも芸術品のように美しくて美味しかった。

デザートは、コーンのクレームブリュレと、スイカのシャーベット。とうもろこしの風味がするクレームブリュレだなんて、本当に珍しくて美味しかった。

コーヒーは、落雁と一緒に飲んでくださいというアドバイス落雁を口に含んで飲むと、なんだかコーヒーがマイルドでとても美味しかった。ここのお店は器もひとつひとつがすばらしくて、お料理をトータルで楽しめる感じだった。
食べログでは、ご主人の悪口?的な事を書いてる人もいたりして、どうかな、、と思っていたけど、やっぱり食べログは信用ならないなあって思った。もちろん、味覚は人それぞれだし、接客の感じ方も人それぞれ。でも私には最高のクオリティのお店だった。他の人にも100パーセント当てはまるとは思わないけど。三度のメシさんの目は確かだなあ、としみじみ。知り合いの意見の方がずっと当てになるよね。
京都の夜は、こうやってすごく幸せ気分で過ぎていった。帰省日記は続きますが、長くなりそうなので、また次の日記に続きます。