あまちゃん最終週

見事なまとめに入ったあまちゃん。今週のあまちゃんは予告編の時からすでに泣きそうだった。予想通り、毎日なんだか涙がこぼれそうになってしまう。
火曜日の、大吉プロポーズ列車には笑ったり泣いたり。お昼休みにも、お友達にあまちゃんについて熱く語ってしまった。「あんべちゃんってすご〜くいい人やん。私大好きなんだよね。あんべちゃんは大吉にはちょっともったいない気もするけど、まあいいか、あんべちゃんがうれしそうやったし。」って言ったら、お友達に、「himekaguraさん、ほんとにあまちゃんに入り込みすぎ!どうしよう〜。来週になったら、まめぶの屋台ひいて校舎の前で売ってたりして。」と笑われた。
津波を想起させる歌詞について思い悩む鈴鹿ひろみに対して、夏ばっばの「歌っても歌わなくても、どうせ津波のことは頭から離れないんだから、どうぞお構いねぐ」という言葉もすごくじ〜んときた。そして、水曜日のあまちゃん鈴鹿ひろみの10回に1回の奇跡が来たのか?それとも本当はもともと歌えたのか?いずれにしても、彼女の美しい歌声が響く中、無事に若春子さんの亡霊(歌声の亡霊だったのか)は昇天したみたい。若春子の魂や果たせなかった夢も、救われたみたいだった。薬師丸ひろ子の透き通った歌声を聴くだけで、ただただ胸が熱くなって、じ〜んときたなあ。思わず涙がこぼれた。三代前からマーメイド、、って最初っから考えてたのかな、クドカン。すごい伏線回収。やっぱりこの人天才かも。ここの薬師丸ひろ子の歌は、生演奏生収録だったらしい。別録りとかじゃなくて。薬師丸ひろ子は本当に歌うまいもんなあ。鈴鹿さんの音痴は偽音痴か真性音痴かは結局謎のまま。でも、それが謎のままっていうのが良かったよね。
やはり薬師丸ひろ子という女優はすごい女優だなあってあらためて感じさせてくれた“あまちゃん”だった。薬師丸ひろ子なのか、鈴鹿ひろみなのか、もう区別がつかなくなっちゃうくらい、アイドルから大女優への道を進んだ女優の中の女優、鈴鹿ひろみを、薬師丸ひろ子は見事に演じきってくれた。結局、潮騒のメモリーは、彼女のために書かれた歌だったのではないか、、と思ってしまうくらいはまってた。歌詞はところどころ、セーラー服と機関銃を想起させる歌詞がちりばめられていて、なるほどそうだったのか、、と思わせてくれる。そういえば、Wの悲劇、あれも影武者の話だったよね、、なんて。思えば思うほど、どれも伏線だったのではないかと思ってしまう。まさにクドカンマジックだ。
古田新太も結局おいしい役だったよね。太巻氏が大泣きしちゃって、海女てぬぐいで涙をふいてるシーン。私も一緒に泣いてましたよ。

薬師丸ひろ子 ゴールデン☆ベスト

薬師丸ひろ子 ゴールデン☆ベスト

久しぶりにどうしても薬師丸ひろ子の歌が聴きたくなり、こんなCD借りてきてかけてる。かなり覚えてて、一緒に歌えるんだよね〜。その歌がいつ頃の歌かって調べると80年代なの。もう30年以上前の曲なのよね。青春の思い出ってやつ?でもこんなに昔の事を思い出させてくれたあまちゃん、本当にありがとう。あと1回、あと15分で終わりなんて信じられない気分。私、すでにあまロス症候群になりかけ。どうやって乗り切ろうかな。