年末の帰省と父の介護のこと

29日、朝早い新幹線で東京から大阪へ。良い天気なので、車窓から富士山もよく見えた。

まずは新大阪駅でちょこっとだけ義父に会った。ひとり暮らしの父にちょっとしたおかずを渡した。栗原はるみきょうの料理でやっていたお弁当シリーズで見た、ゴボウの肉巻きや、なますなど。旦那の為にそんなおかずをいくつか作り置きしたのだけど、半分は義父のためにタッパーに詰めて持参したのだ。まあ、口に合うかわからないけど、義父にもちょっとくらい何かしないとなあ、、と思って。
実家に到着したら、母が待ち構えていた。お昼ご飯を食べてすぐに父の入院する病院へ。

レビー小体型認知症の父は、11月から入院している。父は帰りたい帰りたいと繰り返し言ってて、毎日のように荷造りして退院の準備をしてるらしい。夏に帰省して以来の再会だったんだけど、認知症の症状よりも、パーキンソンの症状が重くなっている気がした。夏はもう少し長い距離を歩けていたのに、今は介助してようやく短い距離、病院の廊下なんかをゆっくりどうにか歩くことができるくらいで。身体の機能が低下してきているせいで、日常のいろんな事、着替えや手洗いなどちょっとした事にも誰かの介助を必要としている。これでは母が在宅で介護するのはやはり無理だなあ、、と実感した。とはいえ、今いる病院も最長三ヶ月しかいられないので、次にどうするかを考えなくてはならず。
病院のソーシャルワーカー、お医者様とも相談した結果、とりあえずは老健老人保健施設)への入所を目指すことになった。老健も預かってくれる期間は三ヶ月で、三ヶ月たったら一度家に戻され、一ヶ月の間をあけて、また三ヶ月、という形になるらしい。それもうまくいけば、、なんだけど。間の一ヶ月についてはショートステイで乗り切るという方法があり、数日の在宅で、同じ老健に面倒をみてもらうことが、理論上は可能なんだけれど、、そううまくいくかどうか。また薬については、病院での処方が必要なために、一度家に戻ってきた時に病院で受診し、薬を処方してもらうという方法が必要なようだ。
そんなわけで、私が帰省した翌日の月曜日、30日に、第一希望の老健の面接に行ってきた。面接って何を聞かれるの?どんな感じ?とドキドキしたけれど、父がデイサービスで通っていた施設だったので、なんとなく良い雰囲気で面接を終え。これならどうにか入所できるのでは?と希望が持てそうな感じではあった。それでも、実際に入所した後、夜中に叫ぶ等の迷惑行為があったら、施設を出されないとも限らないのだけれど。ここのところ、薬がうまくいってるのか、夜中の問題行動がだいぶん減ってるみたいで、このままなんとかなってくれるといいのになあ、、って思ってるけど。うまくいくかどうか。かなり心配ではある。この先のこと、くよくよ考えても仕方ないんだけどね。
老健に入所できるかどうかは、先方の医師、スタッフなどの会議の結果で決まるらしい。その会議は年明けになるので、結果がわかるのは8日以降。そして、人気のある施設なので、待機もあるらしく。入所できたとして、1月末から2月になるようだ。その後の事もスケジューリングして、いろいろ対策を考えておかないとね。それでもこの先の希望が少しは見えた気がして、少しだけホッとした。