ベルリン映画祭

ベルリン映画祭で、小さいおうちの黒木華さんが、銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞したことは日本でも大きく報道されていた。黒木華さん、純と愛ではちかちゃん役だったけど、すっかり出世したなあってしみじみ思った。その、“小さいおうち”もDVDになるかwowowでやってくれるかした時には見てみたいなと思ってるんだけど。それ以上に、他のエントリー作品を見てみたいなあって思った。

たんたんさんがブログに書いておられた映画。“人の望みの喜びよ”は、とっても重い映画だと思うんだけど、やはり見ておきたいなあ。子供が審査員を務める「ジェネレーションKプラス」部門で特別表彰を受けたらしい。震災で両親を失った少女が、両親を救えなかった罪悪感と、何も知らない弟への責任感で悩む姿を描いた作品。監督自身も、14歳で阪神大震災を経験しているそうだ。なんだかね。見てるとつらいかもしれないけど。いつか元気のある時に見れたら、、。

これもたんたんさんに教えていただいた作品。“家路”。松山ケンイチ内野聖陽、田中裕子、安藤サクラ、って芸達者な役者さんがそろってるし、見応えがありそうだ。長い間失踪していた弟が、原発事故で立入禁止区域に指定された故郷の家に舞い戻り、見捨てられた田を耕し始めたことがきっかけで、バラバラになっていた家族が再生していくというストーリー。これも冷静に見れる感じのストーリーではないんだけど、機会があれば是非見てみたいなあ。