東京ラグマン巡り〜新疆ウイグル料理@新宿


この前ウズベキスタン料理を食べに行き、どこか近い感じの新疆ウイグルの料理も食べたいなあって思っていた。なにしろ、同じラグマン(ラグメン)も有るし。そうだ、東京ラグマン巡りしよう!って心に決めた私、今回は新疆ウイグル料理のレストラン、新宿のシルクロード・タリムに出かけることに。
旦那と私の都合がつくかどうか、ハッキリするのは当日だし、、ってことで、結局当日になって予約の電話をした。「すいません、今日の7時に2名でお願いします。」と軽く電話したら、「今日ですか、、カウンターしかないですが、いいですか?」と言われた。そんなにはやってるんだ、、とちょっとビックリしつつ、別にカウンターでもいいやと予約。旦那と待ち合わせしてシルクロード・タリムへ。行ってビックリ、本当に満席みたい。すごい賑わい。圧倒されつつ、旦那とカウンター席にすべりこんだ。

まずは、サムサ。インドのサモサが有名だけど、コウケンテツさんの番組でウズベキスタンでもサムサを食べるって紹介されてたんだよね。そして、インドのとは違って揚げるのではなく焼くらしい。たぶんそのウズベキスタンのサムサに近い感じのサムサ。中身はもちろん羊肉。香ばしくて美味しい。たぶんクミンなんかのスパイスが入ってる感じだ。

そして次は水餃子。これは中国寄りな感じだ。皮がモチモチしててすごく美味しい。

これはシシカワブ。羊肉の串焼き。やっぱ美味しいな〜。肉食ってる!っていう充実感が素敵。

そしていよいよ本日のメイン!ラグメン。カウンター席だったのでオープンキッチンがよく見えたんだけど、そこで麺を上手にのばしていく様子が見えてすごく面白かった。その手打ちの麺がしこしこしてとってもうまい〜。

その手打ちの麺に、ミートソース?的な肉野菜炒めソースをドバッとかけていただく。これはまたウズベキスタンのラグマンとちょっと違う。やっぱりミートソーススパゲティ的な感じ?やっぱりこの麺最高だあ。羊肉と野菜のソースも美味しい。

そして、最後にこんなミートパイも頼んだ。これがなかなか美味しくてビックリ。サクッとしてて中身の羊肉の肉汁がじゅわ〜っと口に広がる。たまりません。
どれもこれもなかなか美味しくて満足だった。私的には、カウンター席、ちょっと狭かったけど、オープンキッチン丸見え、目の前ですごく面白かった。ついつい作ってるところをガン見してしまった。ただ、少々旦那は落ち着かなかったみたい。それに、とにかく満席で団体さん入ってて、かなりお店の方達もテンパってる感じだった。なんかゆっくりまったり、、という気分にはちょっとなれなかったかな。
というわけで、ささっと食べて、お茶やデザートは省略して、さっとお店を出ることに。会計の時、ご主人(新疆ウイグルご出身の方らしい。日本語ぺらぺら。)に「すごいはやってますね〜。」って言ったら「いつもはこうじゃないんですよ。3月で宴会多いし、増税前でお客さんが多いみたいです。今だけなんです。カウンター席ですいませんでしたね。」となんだかあやまってもらっちゃった。「いえいえ、そんな。とっても美味しかったです!」って話して店を出た。忙しいのにご主人ドアの外まで出てきて挨拶してくれた。めっちゃ感じ良くてビックリ。旦那とは、もうちょっとすいてる時にまた来たいね、って話しながら店を後にした。お会計も、ビールや緑茶ハイ飲んだりしたのに、二人で5600円だし、おなかもいっぱいになったし、美味しくて結構お手頃だった。旦那的にはもう少しスパイスがきいて辛くてもよかったかも、、ってことだったけど。う〜ん。確かにね。でも、あんまり辛くないメニューばっか選んじゃってかも?ラグメンって本場ではどうなんだろう?肉野菜炒めソースはもうちょっと辛いのかな?
まあ、それはともかく、中国と西アジアをつなぐ料理を満喫できて、お値段もお手頃で、お店の人の雰囲気も良い感じだし、ここはやっぱりおすすめ!もうちょっとすいてる時期にもう一度行ってみたいな。今度はプロフ(メニューにはポロ、って書いてあった)も頼んでみたい。
ちょっとデザートが食べたい気分だったので、帰りがけ、初台駅のそばのタルト屋さん“アトリエ・ド・マー”でタルトを購入して帰った。

なんでも、キルフェボンにいた人が独立して開いたお店らしい。だからタルトがどれもすごく可愛らしくて。すでに閉店時間だっちゅーのに、どれが良いかすごく迷っちゃった。で、こんな可愛らしいタルトを2個購入してきて半分こずつした。美味しくて満足。久しぶりのタルト。タルトってこんな美味しかったっけ?と思う丁寧な作り。素材の味が生きてる感じで。あ〜。タルトってやっぱ美味しい。遠い昔、三番街にあったココリコ、好きだったよなあ、、なんてしみじみ思い出しちゃったりして。
さて、次は羊肉つながりでモンゴル料理に行くかな。なんて心の中でもくろんでたりする。わくわく。楽しみ〜。食いしん坊の旅はどこまでも続くのだ。