テレビあれこれ

  • 孫のナマエ〜鴎外パッパの命名騒動7日間

森鴎外の書簡をもとに、彼の孫命名にまつわる話を再現ドラマ化した番組を見た。ものすごく面白くて笑っちゃった。番組の内容はこんな感じ。

明治時代、元祖キラキラネームとでも言うべき名前を我が子につけた父親。それが文豪・森鴎外。そんな鴎外が、溺愛する長女・茉莉の出産のとき、提案したのは凡人の理解をこえるあまりに風変わりなナマエだった!巻き起こる嫁ぎ先の夫側一族との騒動。はたして命名騒ぎの波乱の結末は?最近、発見された鴎外の7通のプライベート書簡をもとに、孫の命名にかけた人間味あふれる文豪の一週間を描くドキュメンタリードラマ

そういえば、森鴎外の子供ってみんなキラキラネームっぽい名前やったわ。彼が留学時にドイツで名前がなかなか通じなかったから、欧米でも通じる名前をってことでつけたみたいだけど。於菟(おと/Otto)、茉莉(まり/Marrie)、杏奴(あんぬ/Anne)、不律(ふりつ/Fritz)、類(るい/Luis)。なるほどね。独仏で通じそうな名前をつけて、欧米でも活躍できる人を目指してほしいって事だったみたい。鴎外らしいな。で、その鴎外が茉莉の長男に命名した名前が、爵(じゃく/Jacques)(正しくは爵の四から上を木に置き換えた字)。爵というかなり風変わりに名前をつけられて、嫁の実家と自分の実家の板挟みになって困るお婿さんの苦労する姿がなんともユーモラスで面白い。で、鴎外も、ただ簡単な思いつきできらきらネームをつけたわけじゃないんだよね。ものすごく深く考えて、文字も中国の原典にさかのぼって調べて考えに考えてつけた名前だったんだなあっていうのがだんだんわかって。鴎外の人となりもわかったりしてすごく興味深かった。森茉莉さんもかなり変わった方だったみたいで、数年後に結局離婚されるみたいだけど、でも爵さんはお父さんの後を継ぐ感じで東大の仏文教授になったらしい。鴎外の思いが通じたのかも。

NHKの“チャリダー”。時々見て楽しんでるんだけど、今回面白かった。具志堅用高さんの自転車旅が楽しそうで面白くて。無理せずバスも使って楽しく自転車旅。これ、いいよね。私も本当は自転車旅に行ってみたいけどね〜。どこまで頑張れるか自信ないんだよね。中高年のツーリングは無理ないコース選びがカギだそうで。それを考えて、とりあえず近場に一泊二日くらいで無理ない自転車旅に行ってみたいな〜。

すべてがFになる (講談社文庫)

すべてがFになる (講談社文庫)

私の大好きな森博嗣さんのデビュー作、『すべてがFになる』がドラマ化されるんだ。と知ってかなりわくわく。森博嗣さんの文体が大好きなんだけど、このあたりのミステリーは実は読んでない。でも、きっと面白いんじゃないかな?と楽しみ。ドラマ化されてどうなるかはちょっとわからないけど、とりあえずこれは見てみようかなと思う。

ナースのお仕事って昔好きで結構見てた。「せんぱ〜い!」「あさくら〜!」のコンビが楽しかった。でも12年ぶりかあ。今あれを再現されてどうなんだろう??と思ったけど。まあ、連ドラじゃなくてスペシャルだからいいか、、。

フジテレビの2015年新春ドラマで、『オリエント急行殺人事件』をやるみたい。脚本が三谷幸喜。ポワロ役は野村萬斎。これって結構期待できるんじゃないかな?どんな風にアレンジしてくれるのか楽しみだわ。

テレビ東京新春ワイド時代劇、こちらは『大江戸捜査網』をやるらしい。大江戸捜査網って昔好きだったな〜。里見浩太朗とか杉良太郎梶芽衣子とかかたせ梨乃とか、、いろんな人が出てて、大好きだった。“死して屍拾う者なし”って、、かっこよかったよねえ。で、今回、十文字小弥太を演じるのは高橋克典だって。なるほど〜。結構あってるかも。井坂十蔵は村上弘明かあ。それも結構わかる。あとは、藤原紀香とか夏菜とか、、。どうなるんだろうね?ちょっと見てみたい気も。懐かしすぎるわ。