ヤマザキマリの新刊『
プリニウス』を買ってみた。なるほど。この人本当はこういうのが書きたかったのね。『
テルマエ・ロマエ』、最後は無理やり終わらせた感が有ったけど、本人はあんまりギャグとかやりたくなかったみたい。でも、
テルマエがヒットしたからこうやって自分の好きな作品が描けるようになって、それは良かったよね。
古代ローマに全然詳しくない私、
プリニウスという人も全然知らなかったけど、
澁澤龍彦がこんな本を出してるくらいだから、面白いんだろうな。
ヤマザキマリさんと
とり・みきさんの対談によれば、ローマの
南方熊楠みたいな人だって。それは結構面白くなりそうかも。あんまり肩に力が入りすぎずにいろいろ面白く描いてくれるといいんだけど。