テレビあれこれ

すべてがFになる (講談社文庫)

すべてがFになる (講談社文庫)

私の大好きな森博嗣先生の原作『すべてがFになる』が始まった。とはいえ、『すべてがFになる』は未読なんだけど。森先生の本は、最近のものを読んでいるので、デビュー作のこの本は読んでいなかった。コミックスにもなるくらいの人気だから、きっと面白いだろうな。原作未読なので、先入観はなくドラマの世界にすっと入っていけた。原作好きの人は、まず、犀川先生がUNIXではなくWindowsのパソコンを使ってることからして全然ダメだったらしい。でも、今って、両方使ってる人も多いんだから、そのくらいはまあいいやん、、と思うんだけどね。
多少突っ込みどころはあると思うけど、私はドラマとして結構楽しめた。理系の研究室っぽさがすごく出てる小道具とか、そういうのがなかなか面白くて。しかし、実験中に2人も殺されちゃったら、もう大学は大騒ぎ、教授どころか大学全体の責任問題が問われそうだけどね。いや〜。こんな事本当に起こったらとんでもないわ、恐いわ〜、困るわ、なんてね。そんなことも思いつつ見ちゃった。私的にはかなりツボ。次回も楽しみ。

グーグーだって猫である

グーグーだって猫である

キョンキョン主演で映画化もされた大島弓子のコミックスのドラマ化作品。wowowドラマWでスタートした。今回は宮沢りえが主演。キョンキョンの映画もなかなか面白く、私は好きだったけど、宮沢りえのもいいなあ。連続ドラマなので、結構丁寧に時間をかけて描いてるし。それにしても宮沢りえっていつの間に?と思うくらい演技がうまくなったなあ。昔の「ぶっとび〜!」って言ってた頃と全然違うわ。ドラマは余韻があってすごくいいな。長塚圭史の編集さんもいいな。優しくて。なんか大島弓子ワールドの雰囲気が出ててなかなか良い感じ。続けて見たい。