テレビあれこれ

横山やすしの人生をドラマ化した番組をやるって知って、録画して見てみた。番組の内容はこんな感じ。

破天荒に生き、その生き方ゆえ舞台を奪われ失意のまま逝った天才漫才師・横山やすし。やすしの人生に寄り添い、「もう一度漫才をさせたい!」と最後まで尽くした妻の啓子さん。なぜ男は栄光から転がり続け、なぜ女はそんな男を愛せたのか。複雑な生い立ち。強がらないと生きていけない繊細な自分とイメージとのギャップ。そこには、これまで語られることのなかった人間やすしの真実があった。そして取材を重ねるうちに明らかになったのは、すべてを受け入れ許した啓子さんの、母のような愛だった。
そんなふたりに扮するのは、滝藤賢一さんと木村多江さん。語りは、ふたりの愛娘・光さん。日本で最も誤解されてきた芸人やすしとその妻の愛の軌跡を記録したドキュメンタリードラマ。

滝藤賢一演じる横山やすしがものすごくうまくてかなりビックリ。最初、この話が持ち上がった時、滝藤賢一は「僕にはとても無理です!」って断ったらしいのに。いやもう、完璧な横山やっさんやった。関西人でもなく、漫才師でもないのに、ここまで完璧にコピーできるってさすがは滝藤賢一、めっちゃ芸達者やわ。西川きよしの方は、中川家の礼二がやってたので、それはまあわかるけど。
やすきよの漫才大好きで、彼らの絶頂期を見ていただけに、なんだかドラマは冷静に見てられない感じだった。前編後編に分かれてて、前編が終わったところで、なんだか後編を見るのが恐くなった。なにしろ、この後やっさんに何が起きるかって事を私は知ってるわけやから、、。前編のラストが幸福の絶頂でその後どんどん不幸になってしまうってのがわかっていただけに。見るのも辛かったなあ。でもやっぱり見てしまったけど。
私は、大学生の時に大阪の放送局でアルバイトしてたんだけど、その時、一度だけ生のやっさんを見たことがある。(ちょっとだけ自慢。)スポーツ番組の司会にやすきよが出てくれたんだけど、やっさん到着時にお迎えに行くアシスタントディレクターがめっちゃ緊張していたのを思い出す。くれぐれも失礼がないようにってみんなぴりぴりしてたなあ。今ではとてもなつかしい思い出。それにしても、やっさんが亡くなった時ってまだ年が51歳だったのね!そんなに早く亡くなっていたとは。もっといろいろ活躍が見たかったんだけど。どうしてあんな風にどんどん自分を追い込んでしまう人だったんだろう。ついてない事も多かったし。なんだかね。いろいろ本当に残念だ。今、絶頂期の漫才のビデオ見ても笑えるのにな。

  • 名曲のかたわらに サハシあり〜ギタリスト佐橋佳幸・30周年記念公演〜

NHKのBSで、佐橋佳幸の30周年記念公演をやっていて、なんとなく見てみた。小田和正が出るらしい、、ってことで軽い気持ちで見始めたんだけど。佐橋佳幸って実はすごい人だったのね。この方のお名前、全然知らなかったけど。どんどん超有名アーティストがコメント寄せてるし。最初に桑田佳祐がコメントしてて、それから、山下達郎とか竹内まりやとか。それに、このコンサートには、フミヤとか、小田和正大貫妙子佐野元春仲井戸麗市にChar、もうそうそうたるメンバーが出てるんでめちゃビックリ。すごい人なんだ、、。で、佐橋さん、なんと同学年!生まれ年は私&旦那より1年早いけど、学年一緒。そして、なんと、奥様は松たか子なのね!それを知ってますますビックリ。松たか子の旦那さんのミュージシャンって、、、この人やったんや〜!ってテレビを見てかなり驚いて思わず「ええええ??」って叫んでしまった。てことは何、私たちと同じ学年の人の奥さんが松たか子?すごい!いや、年が一緒ってだけでそこまで衝撃を受けるのもなんなんだけど。で、、この佐橋さん、ギタリストとして素晴らしい人みたいだし、お人柄も素晴らしいようだけど、、松たか子って面食いでは無いんだ、、という事はわかった。(←めっちゃ失礼。)
コンサートには、奥様である松たか子もしっかり出演していて、自分の歌も歌い、その後小田さんと一緒にコーラスしてたり大活躍。なんか良い夫婦なんだなあってちょっとしみじみ。そんな番組を見てたら、その直後に、松たか子おめでたっっていうニュースもでてて。ほ〜。そうなんだああ、、。ってそれもなんか番組みたばっかりなのでちょっと感動。佐橋さんも、いつまでも元気で頑張ってほしいわ。