2014年を振り返って


2014年もあと数日。年々時がたつのが早くなっていってしまうなあと思う今日この頃。今年も年末から帰省して、実家で年越しするために、これが最後のブログアップの予定。なので簡単に今年を振り返っておこうと思う。
2014年、プライベートで一番大きな出来事は、やはり実家の父が特養に入れたことかな。去年の11月から入院して、退院後の身の振り方についてはかなり苦労した。最初は老健をショートでつないで、数日帰宅、というサイクルだったけれど、その中でようやく6月に特養に入所することができた。特養は数年待ちも珍しくないくらい入所が大変なんだけれど、我が家の場合は老老介護であることや、父の要介護度が高く、そういった点も加味されて早めに入所できたのだと思う。思えばとってもラッキーだった。母は二日に一度見舞いに行き、午後数時間を一緒に過ごして父が寂しくないように配慮してるんだけど、父はず〜っと帰りたがっていて。もう歩くこともできないし、トイレも難しい。自宅での介護はとても無理なんだけどね。しかも父の入所した特養は、個室だし環境もいいし、介護スタッフも皆さんとっても親切でよくして下さってるんだけどなあ。まあ、どんなにいい施設でも家に帰りたい気持ちはなくならないんだろう、とは思うけど。
2014年、世間的にはいろいろ有った。集団的自衛権の事とか、、ね。広島の水害や、御嶽山の噴火など。災害もいろいろあった。日本って本当に災害の多い国だと思う。でもまあ、そういう暗いニュースはおいておいて、himekagura的一番のニュースは、やはりドイツがワールドカップで優勝!もうこれしかないでしょ。自分個人の思い出に結びつけると、ワールドカップ決勝の日、ドイツ文化会館までパブリックビューイングに行ってみたものの、12時の時点でのあまりの混雑ぶりに引いて、結局汐留から歩いて家まで帰ったこと、途中銀座まで旦那が迎えに来てくれたこと、なんかもセットで良い思い出。職場でサッカーファンのお姉さんたちと、サッカー話で盛り上がったりサッカージャージを着ていったりでいろいろ親睦をはかれたのも今年一番の思い出だな。
本について。今年読んだ本で面白かったのは、やっぱりフォルカー・クッチャーのラート警部シリーズかな。

死者の声なき声 上 (創元推理文庫)

死者の声なき声 上 (創元推理文庫)

ゴールドスティン 上 (創元推理文庫)

ゴールドスティン 上 (創元推理文庫)

シリーズの第二弾、第三弾を読んだんだけど、どっちもすごく面白くてわくわくした。次の第4弾がめちゃ楽しみ。お菓子でたどるフランス史もすごく興味深かった。
映画について。今年は映画館に映画を見に行けなかったけど、家でDVDやwowowなんかでちょこちょこ映画を見た。そんな中で、今年見た映画で一番良かったのは、やはりこれ。つい最近見たグランド・ブタペスト・ホテル。これは映像もきれいでお洒落で面白くてとっても良かった。次点はこれかな。これを見てから、ついついヴィロンのクロワッサンを買ってしまう私だ。
テレビについて。なんだかんだ言ってテレビっ子なので、いろんな番組を録画して見た。横山やすしのドラマや、ナンシー関のドラマなど、いろいろ面白いものがあったな。連続ドラマではやっぱり深夜食堂とか孤独のグルメが面白かった。私ってとことん食べ物系が好きだよね。

孤独のグルメで出てきた木場のタンドールバルに行ってみたけど、本当に美味しかった。これも今年のいい想い出。
あと、1年通してよく見た番組は、ドキュメント72時間。テーマによって面白かったり、まあまあだったりなんだけど、ツボにはまると本当面白い。鶯谷の居酒屋さんのドキュメントがあんまり面白かったので、つい行っちゃったんだよね。

確かに安くて美味しくて面白いお店だった。またいつか行きたいな。これも今年の良い想い出だ。
名探偵ポワロ 全巻DVD-SET

名探偵ポワロ 全巻DVD-SET

そして、今年のテレビで忘れられないのは、やはり名探偵ポワロの完結かな。25年続いたシリーズが、とうとう終了してしまってなんとも寂しかったけれど、最後まで全部見れたという充実感もある。最終作のカーテンはすごく悲しかったけど、最終作にふさわしい素晴らしい作品だった。デビットスーシエ、死の間際のポワロさんをものすごく上手に演じていたし、久しぶりのヘイスティングスがすごく懐かしく。これも忘れられない今年の出来事だった。