コンサート@汐留&バーゲン@池袋〜21日土曜日


土曜日。いつもは夕方に行くスポーツクラブに、サクッと午前中行ってきた。そして、午後は汐留へ。

休日の汐留。街並みはとてもきれいだと思うんだけど、なんかすいてるな〜。

土曜日、新橋方面に行くとかなり賑わってるのに、ここはひっそり。でものんびり過ごすにはいいかも。

そして、私の目的はこのコンサート。ミュンヘン時代にゲーテで一緒だったピアニストの太田キシュ道子さんが、一時帰国されてコンサートを開いたので、そのコンサートに行ったのだ。彼女とは本当に久しぶり。帰国してから会ってなかったので、ほぼ20年ぶり。でも、彼女、20年ぶりに会ったけど、あんまり変わってなかったなあ。可愛らしいくりっとした瞳がそのままで。コンサートの合間に少しお話できたんだけど、懐かしかった。

小さなホールでのサロンコンサート、とても良い雰囲気で、ちょっとドイツを思い出した。ミュンヘンにいた頃、よく小さいホールのサロンコンサートみたいなのに行ったなあって思い出した。コンサートはピアノと、ソプラノの近藤直子さんとのデュオコンサートで、一部は太田さんのピアノ、二部は近藤さんの歌に太田さんが伴奏というスタイルだった。
クラシックのコンサートは久しぶり。専門的な事はわからないけれど、太田さんの演奏は本当に素晴らしく、ひとつひとつの音がキラキラしている感じだったし、叙情的なところはとても叙情的に美しくて、すごく引き込まれた。プログラムは、シューベルト即興曲で、どれも私の大好きな曲だった。アンコールは幻想即興曲。どれも大好きな曲でそれも嬉しかったなあ。コンサートの一番最後の曲はトロイメライ。この曲を聴くと、なんだか懐かしいような、家に帰りたいような気持ちになるのはなぜなんだろうなあ、、。
近藤直子さんの歌も素晴らしかった。人間の声ってすごいなあって初めて思ったのは、ミュンヘンの路上でクラシックの歌を歌ってるストリートミュージシャン(音大の学生のバイト?)の歌声を聞いた時。もちろんポップスの歌手もすごいと思うんだけど、クラシックの歌唱ってすごいなあってしみじみ思った。それからちょこちょこ小さいコンサートに出かけたりしたけど、やっぱり生の歌はすごいなあってしみじみ思った。今日は、シューベルトの野バラなど、素人の私にも親しみやすいプログラムで、とっても感動した。そういえば、コンサートに来たのも久しぶり。良い音楽を聴いて、なんだか心の栄養をもらった。

コンサート終了後は、慌てて池袋へ。お友達に招待券をもらったLLBeanのセールへ行ってきた。シーズン最後ってことで、いろいろお買い得になっていて、お手頃なカジュアル服をゲットできてご機嫌。今日は充実した1日を過ごせたかも。