お休みはエスニック料理

連休なんかで余裕がある時期に、できれば一回は試してみたくなるのが、作った事のない料理。外国のあんまり食べたことのない料理を再現してみたりするのが好きで、たまに挑戦したくなる。去年はちょうどW杯が有ったから、食っちゃえ作戦と称して、相手国の料理を再現してみたりして、それを食べて喜んでたけど、今年はそれもないしなあ、、って思っていた。
今回の休みの直前、ちょうどちょくちょく読んでる池内恵氏のブログで、チュニジア料理がちょこっと紹介されていた。チュニジア料理のブリック。「あ、これ美味しそう!!」と思って、どうしても作ってみたくなり、連休中の課題としていた。それにしても今は本当に便利な世の中だわ。チュニジア料理のブリックが美味しそう、、って思っても、20年前だったらとてもレシピを探せなかったと思う。今だとネットで検索すれば、親切な人がたくさんレシピをアップしてくれてる。どれにしようかな、、って考えて、いくつかのレシピを参考に作ってみることにした。

まずは、中身の製作。ジャガイモ1個を小さく切って下ゆで。それとコンビーフの缶詰半分。新タマネギ4分の1のみじん切りと、ニンニク一かけみじん切り、溶けるチーズの小袋ひとつ。それに、塩胡椒、クミンパウダー、スイートチリソースを適当に入れて、混ぜ混ぜ。仕上げにはソースかけたりしないので、そこそこしっかり目に味付け。スパイシー好きなので、一味唐辛子も入れた。
春巻きの皮2枚(1枚だと破れる、、との記載があってびびったため)を、くぼみのある鉢か何かにいれて広げ、そこに具をのっけて、最後に生卵を割り入れる。卵を入れたら、すぐに春巻きの皮を二つ折りにして三角にし、ちょっと多めの油をしいたフライパンに入れて、揚げ焼きにする。

初めてなのでドキドキしながら焼いたけど、春巻きの皮がカリッとなったらいいみたい。卵はちょうど半熟だった。ナイフを入れると、半熟の卵がとろ〜り、、っていうのがなかなかツボだった。カリッとした皮と中身のバランスも良い感じ。これはまた作りたいな。案外簡単だったし。

で、春巻きの皮が余ったので、翌日は、またネットで検索して、フィリピンの春巻き、ルンピアを作ってみた。中身は合い挽き肉と人参、新タマネギ、ニンニク、それに塩胡椒とクミンパウダーを入れて、油で揚げた。それを、スイートチリソースにつけて食べるとすごく美味しかった。エスニック寄りの春巻き、美味しい〜。
2日目の春巻きを作る前に、何をしようかな、、と、あれこれネットを検索していた時、面白いサイトを発見した。春巻きの皮にいろんなものを包んでなんでも揚げてみる!っていう実験的なページ。いかにも男子の実験って感じだった。卵や茄子、はともかく、雪見大福、チーズケーキ、にぎり寿司、もずく、、ってなんでもかんでも揚げてるから大笑い。このくらい凝り性な事してくれると、こういう実験も面白いね。それをいちいち全部試食してたから、本人はきっと大変だったと思うけど。やっぱり揚げ物にするには相性がある、というのが結論だった。まあ当たり前といえば当たり前なんだけど、なかなか実際にもずくを春巻きにしてみる人はいないと思うので、それは面白かったなあ。