松本隆

BRUTUS(ブルータス) 2015年 7/15 号 [雑誌]

BRUTUS(ブルータス) 2015年 7/15 号 [雑誌]

ミュージックマガジン 7 2005

ミュージックマガジン 7 2005

BRUTUSミュージックマガジン、どちらも松本隆の特集だったので、旦那が買ってきてくれた。どちらも興味深く読んだ。やっぱり松本隆って私たち世代には一番の作詞家なんじゃないかな、、と思う。松本隆作詞の曲って本当にたくさんで、どれもすごく自分の気持ちにピッタリきて。大好きだった。
雑誌の中で、いろんな人にインタビューして、自分の好きな曲を質問したりしてるんだけど、それも興味深い。羽海野チカほしよりこも「Wの悲劇」をあげてた。私も「Wの悲劇」は本当に傑作だと思う。映画も好きだし、このテーマ曲はやっぱり最高だと思うな。

時の河を渡る船に オールはない 流されてく 横たわった髪に胸に 降り積もるわ 星の破片

歌詞のひとつひとつがすごく美しい言葉だなあ、、って思う。やっぱり松本隆らしいな。
インタビューは、歌詞を提供されたミュージシャン達のもあって、財津和夫とか、やっぱりプライド傷つけられてたのね。でももらった歌詞が素晴らしくて、が〜んってなったらしい。原田真二も、自分の歌詞じゃダメなのかって落ち込んだらしいけど、でも、あの時松本隆に歌詞を書いてもらったから、30年も音楽活動を続けてこられたんだと思うって、、。原田真二の曲も、確かにすごく素敵なんだよね。特に私はてぃーんずぶるーすが、大好きだった。

冷たいレールに 耳あてれば ふたりの秋が 遠ざかる 泣いてる君は ぶるーす
誰も知っちゃないさ 若さ それがこんな 傷つきやすいものだと
僕は愛に背中向ける 伏せ目がちのジェームス・ディーンまねながら それが僕のぶるーす

う〜ん。今聞いてもかっこいいし、色褪せないなあ。やっぱり松本隆は詩人だなあってしみじみ思う。
BRUTUSの中で、ほしよりこ松本隆の対談が載ってて、それもすごく面白かった。今、松本隆は、一人で神戸に住んでるそうで。東京が好きな奥さんは東京に残ってるから、単身赴任状態だそう。で、「逢沢りくをおじいさんにしたら僕。」って松本隆が言ってるのが、もうおかしくて笑えた。

逢沢りく 上

逢沢りく 上

逢沢りく、すごく面白かったよなあ。ほしよりこも、天才だと思う。