去年は台風のせいで中止になってしまった東京湾大華火祭。今年は大丈夫だよね、お天気も良いし、、と思っていたけど、それでもちょっとだけ不安だった。立秋の8月8日、それまで猛暑続きだった東京に、寒気が降りてきて、秋風が吹き、お天気も曇ってきて。うわ、これで夕立でも降っちゃったら最悪、、って思ったけど。なんとかお天気ももってくれそうでホッとした。
午後になるとどんどん街は浮き足だってくるし、車は混むし、通行規制は始まるし、、いろいろ大変。でもやっぱり花火大会の日はなんとなくわくわくする。花火の打ち上げ場所、観覧場所が、オリンピックの選手村になっちゃう影響で、来年以降の休止が噂される花火大会。どうなるのかなあ、、。
ポタリングもスポーツクラブもいつもより早めに終え、帰宅した夕方。我がマンションでも、すでに帰宅を急ぐ人でエレベータが混み合っていた。一台見送って、次のエレベータでちょうどピザの宅配のお兄ちゃんと一緒になったので、ちょこっとおしゃべり。やっぱり花火の日はピザの出前が大忙しらしい。「花火が見えそうな高層マンションの高層階のお客様から注文が多くて。でも渋滞するし、大変なんですよ〜。」って。最後、エレベータを降りるとき、「また、機会がありましたら、よろしくお願いします！」なんて爽やかに挨拶されちゃった。営業マインドのあるピザーラのお兄ちゃんだったなあ。笑
でも、我が家は、ピザじゃなくて、お刺身の盛り合わせを注文してたのだ。いつもの魚屋さんに前の日電話してお願いしておいた。午後、取りに行ったら、いつもは魚を並べてる冷蔵ケースにいっぱい舟盛りが置いてあって、「今日はさ、花火があるから、いっぱい注文頼まれちゃって大忙しだよ〜。」と大将もにこにこ顔。そうだよね、今日はかき入れ時だよね。屋形船におろしてるから、あっちこっちからいっぱい注文がきててんてこまいらしい。で、我が家の盛り合わせもちゃんと作ってくれてあった。マグロのトロがいっぱいのってて、それがもうめちゃ美味しかったのだけど、赤身も美味しい〜。甘エビも数の子も、白身魚も良いところをいっぱいのせてくれてて、本当に美味しかった。
ドイツビールで乾杯するうちに、花火大会スタート。ベランダに移動して花火を見た。
涼しい夜風に吹かれつつ、花火を見るのは気持ちいいな〜。近所の子供たちが「た〜まや〜！」などとかけ声かけるのを聞きつつ。
家のベランダから見れる花火大会、毎年とっても楽しみだったのに、オリンピックのために中止になってしまうのは本当に残念。中央区の役人さんへの取材では、「地元の方達は、オリンピックのためなら仕方ないと皆さん理解して下さってます。」なんて話してたけど、うそ〜！と思う。オリンピックより、私は断然花火が気に入っていたのに。場所を移動しても続けてほしいけど、場所を移動したら、もう家からは見えなくなるかもしれないし、、とにかく、今年が最後の花火見物だったかも。そう思うと、本当に残念だな。
