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この話の舞台は、昭和20年代前半。まだ戦争が終わって間もない頃の日本。戦争から復員した佐清や静馬が出てくるし、戦争の傷跡がハッキリ感じられる。そういうまだちょっと混沌とした時代の匂いみたいなのが感じられるところも、横溝正史の世界が好きな理由のひとつ。私が子供頃には、まだ傷痍軍人の物乞いなんかがいたりして、ほんの少し戦後を感じられる時代だった。もっと下の世代の人にはこの頃の時代の雰囲気ってきっとわからないだろうなあ。でも、昭和と言っても、昭和の初め頃と、20年代、30年代、昭和の終わり頃、それぞれすごく時代が違うんだけど。それを“昭和時代”として一緒くたにされるのにはちょっと抵抗感を感じるな。
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そんな古い映画を何で楽しんでいるかというと、こんなのを旦那がテレビにつけてくれたので、それでいろいろ気軽に古い映画とかドラマとか楽しめるようになった。金田一耕助シリーズのドラマとか。孤独のグルメを第1シリーズから振り返ったりとか。いろいろ気軽に楽しめてなかなかGOOD。私には原理はわかってないけど、とにかく便利で助かるな。